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ご当地名産
阿波踊りと言えば徳島県。
ではないんですね。
東京は高円寺の阿波踊りが日本で一番らしいです。
あくまで見物客の話で、
もちろん発祥の地は徳島県ですが。
ご当地よりも有名になってしまう東京の力。
高知発祥のよさこい祭りも
渋谷区で毎年スーパーよさこいってのがありまして、見物客は１００万人。
同じく見物客が90万人を超える浅草サンバカーニバルも
もとを正せばブラジルのお祭りですからね。
昔は文化の中心は上方でした。
美味しいもの、カッコイイもの、今をときめくものは何でも京都に集まり、
そこから江戸に下ってくるかどうかって時代がありました。
「くだらない」って語源はそこから来てるわけですね。
そんなうんちくんはどうでもいいです。
地酒、地元の銘菓、特産品。
今や、大抵東京にいれば手に入っちゃいますね。
何でもかんでも東京にいれば事足りるような一極集中の文化。
鳴門を眺めながら
阿波の国で踊る阿呆と観る阿呆
同じ阿呆なら抱かなきゃ損々。
みたいなのが祭りじゃないですか。
あ、岸和田だんじり祭りってあるじゃないですか。
そのトツキトウカ後に生まれる赤ちゃんがすごく多いらしいですね。
だんじりベイビーって言うらしいですが
祭りの後は何だかハイテンションになって誰かれかまわずそうしたくなるらしいです。
人間のあるべき姿だと思います。
日本のあるべき姿だと思います。
そもそも祭りってのはそういうもんだと思っています。
話を戻しまして
阿波踊りのためにわざわざ徳島まで行くから意味があるんじゃないですか。
地元にもお金が落ちるし
田舎に帰るきっかけにもなるし
時期に旬の時期があるように
土地にも旬の土地ってのがあると思うんですよ。
それなのに～。
それなのに～～ですよ。
東京に何でもかんでも集まりすぎるのがちょっと寂しいなって思ったりする今日この頃です。
でも来年は高円寺の阿波踊りに行きます。
だって近いし。
阿波踊り見たいし。
結局、今年阿波踊りを見れなくて悔しいってだけなんですけどね。
便利な世の中です。
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