スタッフのT尾くんのひと言発言から。

「自宅の整理をしたいのですが荷物が多くて困っています」

30代独身男性の捨てられない荷物とは何でしょうと聞けば
洋服があふれているのだそう。

それは人ごとではなく私も耳の痛い話です。

SALEという文字にあおられて
毎年洋服は本当に増える一方なんですよね。

イギリスかどこか忘れましたが
男性のワードローブの基本は
夏は白いTシャツコットンパンツ
秋風が吹くとシャツを重ね、
もう少し寒くなったらその上にセーターを重ね
真冬はピーコートを重ねる。
そして、暖かくなるとそれを一枚ずつ脱いでいく。
上質な物を選んで毎年大切に着て
古くなってきたら買い換えるということです。
それぞれ2~3枚づつあったとしても
とてもコンパクトで合理的ですね。
上質な物を大事に着るというのがいい。

曾野綾子さんの「誰にも死ぬという任務がある」
という本にとても共感を覚えました。

死にゆく人は何も残さないほうがいい。
借金も財産も思い出も。
土に埋められて朽ちて
運がよければ芽を出し実をつけることができたら。
一粒の麦のように。と
そんなふうに人生の終わりを迎えるには
悔いのないように今を生きることが大切だと
本は言っています。


T尾君にはまだまだ先の話ですけれどね。

いいアイデアが書いてありましたよ。
一日に必ず一個物を捨てれば
一年で確実に365個の不要な物が片付く。
10年20年続ければ荷物がだいぶ減り
遺品の始末をする人は楽になります。




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