都知事選に向けて
候補者をよく理解しようと
新聞三紙を読むようにしています。
じっくり読むことはなかなかできませんが
考えなければいけない事がいっぱいありますね。


原発に関して
情報はすべて伝えられているのかどうかわかりませんが
「コントロールされている」などという
呑気な状態でない事は確かだと思う。


新聞記事によると
使用済みの核燃料は
ウランとプルトニウムを資源として取り出したあと、ゴミとなり
ガラスに閉じ込めて地中深くに埋められるのだそうです。
現在その処理場所に立候補する自治体はなく
そのため原子力政策は「トイレなきマンション」と言われているらしい。
そんなマンションには住めません。


再処理工場もトラブル続きで未だ完成していません。
驚くべき事は
海外に委託して再処理によってできたプルトニウムは
現在、日本国内外に44トンも存在していて
これは核爆弾5,000発を製造できる量だという。
また今後、再処理工場が稼働すすれば
年間8トンのプルトニウムが発生するのだそうです。


大好きな映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」では
デロリアンというタイムマシンの燃料が、プルトニウムだった。
このプルトニウムをめぐり、テロに命を奪われた発明者ドクを救うために
マーティ少年は過去に戻って未来を変えてしまう。


今、もしデロリアンがあったら
あの震災の日の少し前に戻って
何か手を打つことができたのでしょうか。
原子力発電を取り入れることを決めた日に戻れば
止めることができたのでしょうか。


今この時も、未来から見れば
やり直せる、重要な分岐点なのかもしれないですね。

願いを込めて、重い1票を投じようと思います。





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