ディスプレイチームKの木さんの今週のひとことから。

「先日、会社に着いて自分の腕を見たら
打撲したように赤紫のあざになっていて
こんなになるほどぶつけた覚えはないのにと
不思議に思ったのですが、触っても痛くもなく
こすったら落ちました。
どうやら女性の化粧品がついたようです。」

とのこと。

打撲のアザにみえるほど
腕にべったり赤や青の化粧品がついたということは
あちらのお顔だって
きっと補修が必要な状態だったでことでしょうね。


「男性のワイシャツだったら大変なことになっていたと思いますので
みなさん気をつけましょう。」
とKの木さん。


女性の化粧といえば
電車の中でメイクをする
お嬢さんはまだいるんでしょうか。

私が以前目撃したのは、
ドアのところに立って
指の間にマスカラを3本位挟んだ手でミラーを持って
ま~器用にアイメイクをしていました。
マスカラを何度も何度も塗り重ねていたな。

もう一度は
座ってはいましたが
付けまつ毛のパッケージを開けるところから始まり
長い爪でノリをつけてまぶたに貼り付けて
アイシャドウ、アイラインを引くまでを
4駅の間で完成させたお嬢さんがいました。

いくら時代が変わったといっても
私は受け入れられない。


枕草子の一説です。

 
 心ときめきするもの。

 頭洗ひ、化粧じて、香ばしうしみたる衣など着たる。

 ことに見る人なき所にても、心のうちは

 なほいとをかし。


現代語訳は

『心がときめくもの。
それは、髪の毛を洗って、お化粧をして、良い香りのする
お香を焚き染めた着物を身にまとうこと。
特に見てくれる人がいなくても、とても気持ちがいい』


奥ゆかしいですな。
古典をもっと読もうと思う今日この頃でございます。



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