イラク戦争の後、復興支援として日本から自衛隊が派遣されたのは記憶に新しい出来事です。


当時国内ではこの自衛隊派遣が税金の無駄遣いではないかとの批判が少なからず起きました。


他の国を支援する前に自国の国民を支援しろとの批判です。


確かに当時、国内では輸出産業を中心に過去最高益を出すなど売上が好調な企業が多く、それに対して利益が従業員に還元されていないことが社会問題となりました。



後のリーマンショックで派遣切りが大きな社会問題となりましたが、実はこの頃から雇用の格差に危機感を感じている識者は大勢いました。


企業は安い労力を使い捨てにしながら利益追求に走っているというのです。


ならば税金を国内に投入して雇用の安定を図ってはどうかというのが批判派の理屈です。


しかし私はそれとこれとは別問題だろうと思いました。


自衛隊のイラク復旧支援活動では学校や文化施設などの復旧作業、医療活動、給水活動など、イラクの復旧に大きく貢献しました。


これは誇るべき出来事であり、決して非難の対象になる出来事ではないと思います。