こんばんは、ビーブレイヴです。
小学生時代から好きだったラジオ📻
最初に夢中になったのはプロ野球のナイター中継でした🏟
当時地元のラジオ局では夕方６時２０分から放送が始まり、試合終了まで続いて、以降の番組は繰り下げという形式で、在京のTBSラジオかニッポン放送のどちらかの中継のネットとなって放送していく形だったので、両局がクリアに受信できる首都圏のみなさんが羨ましかった😏
７０年代まではテレビ中継が９時前に終わってしまうため、終盤の一番盛り上がる場面を観ることができない😵
そんな時は続きをラジオで聴くのが楽しみだった。
ただ地元局で放送していればよかったけど、必ずしも望んでいる対戦をラジオでやっているとは限らない。
ある日テレビ中継が終わった後の経過が気になってしかたなくなってきた。
ところが地元局で放送していたのは全く興味のない別の試合⚾
新聞のラジオ欄を見ると、ニッポン放送で放送中だった。
そこで試しにニッポン放送の周波数に合わせてみると…
お？
まずまず聴こえてきたぞ🧐
雑音が目立つけどゼイタクは言えない。
この程度ならヨシとしなきゃ😒
ところが数分も経たずに雑音だらけになったと思いきや、暗い声の外国語が聴こえてきた。
何を言ってるかサッパリわからない😨
必死に何かを訴えているような言葉がしばらく続き、その後にオルガンでの不思議な音楽が流れてきたけど、どこの国からなのかその時はわからなかった。
ラジオのスイッチを一旦切って数分後にもう一度入れてみた。
すると最初と同じで、ナイター中継が聴こえてきたと思ったら、程なくさっきの外国語放送がナイターを押しつぶすように入ってきた😓
ニッポン放送って首都圏では人気あると聞いていたが…
それを圧倒するかのような威圧感のある外国の局って何だろう？
関わってはいけないような恐怖を覚えた。
せっかく野球聴きたかったのに😭
新聞のラジオ欄に載っている在京局の中ではニッポン放送が一番受信できていたとはいえ、雑音や乱れがあったし、日中そこそこ聴き取れるくらいのレベルだった。
それにプロ野球に興味津々の小学生時代、試合開始から終了まで完全中継のニッポン放送ショーアップナイターなんて魅力的すぎだった🙄
それを謎の放送局に邪魔されるとはね。
中学１年のある時のこと。
学校の図書室で偶然ラジオの解説本が目にとまった📕
そこには日本全国で受信できるラジオ局の一覧と受信可能エリアが掲載されていた。
これはおもしろそうだ！
そう思ってさっそく手にとり、めくりながら思い出したのがニッポン放送を邪魔する謎の外国局。
あれはいったい何だろう？と調べてみると…
モ、モスクワ放送？
ニッポン放送が１２４２khzで、そのすぐ隣１２５１khzがモスクワ放送とあった。
しかもニッポン放送の数百倍の出力で放送しているため世界中で受信できて、日本国内でも首都圏以外では混信されて、より強力なモスクワ放送が入りやすいと書いてあった🤨
モスクワだったのか〜
当時はソビエト連邦。
隣国とはいえ、寒くて広くて、暗くて怖いというマイナスのイメージばかり目立つ近寄りがたい国だった😣
その本には放送局の特徴が書かれていて、音楽番組もあるとか、首都圏ではニッポン放送がキレイに受信できても、エリアを外れるとモスクワ放送の強力な電波に悩まされる地域もあると書いてあった。
へぇ～？
そんなことがあるのか？
AM放送は波長が長い分、夜間に県外や遠くの局が受信できても海外の放送と混信する現象が起こりやすいことも知った😳
いつ頃だったかな〜
CSを契約する数年前だったと思う。
テレビでのナイター中継が終わってニッポン放送で続きを聴こうと思った時、モスクワ放送のことを思い出したことがあった。
また邪魔されるのかな〜
なんて不安がよぎったけど、その日はそれらしい放送は全く受信せずにニッポン放送のナイターを楽しむことができた。
調べてみると、モスクワ放送は１９９３年に終わっていたらしい🤔
先の見えないウクライナ情勢のニュースを観ていたら、昔恐怖を感じたモスクワ放送のことを思い出しました📻
