私は、2度流産し、不妊・不育治療を経て双子を出産しました。
初めての妊娠は、
不妊治療専門病院に通いだし、タイミング法6周期目の時でした。
とにかく嬉しくて、
「私もお母さんになるんだ!」
と思ったのもつかの間・・・
「どうして?」
「何がいけなかったの?」
と、自分自身を責めたり、街で赤ちゃんを見かけるだけで、涙が出てきました。
2度目の妊娠は、
初めて人工授精にステップアップした時です。
流産をした私は、妊娠できた喜びよりも、
また、流産してしまうのではないか?
という不安な気持ちの方が大きかったです。
そして、
その不安が現実になってしまいました・・・
妊娠7週目で流産でした。
当時、
「妊娠できる体だとわかっただけでもよかったじゃない」
と、友人に言われたことがあります。
そうなのかもしれません・・・。
でも、
妊娠することがゴールではないんです
やっと妊娠することができたのに、
自分の体の中で、赤ちゃんが亡くなってしまう悲しみは、
きっと、経験した人にしかわからないと思います・・・。
妊娠初期の流産は、
全妊娠の15%の割合で起こっているそうです。
流産が2度続く確率は、2.25%
私は、この2.25%の中に入ってしまいました・・・。
2度目の流産手術を受けた時、
赤ちゃんの染色体の検査をお願いしました。
検査の結果・・・
受精卵の染色体に、異常はありませんでした。
つまり、流産したのは 私の体に原因があるということです。
赤ちゃん、本当にごめんね・・・。
そして、不育治療専門病院で検査の結果、
不育症だと判明しました。
治療を行って出産までたどり着く可能性は、80%とのこと。
先生は、
と話してくれましたが、100%ではないということが、とても不安でした。
そして、幸運に恵まれ、
3度目の妊娠。
双子の娘たちは、顕微授精で授かり、出産に至りました。
何の問題もなく、すぐ妊娠して、
当たり前のように出産する人たちを、
正直、羨ましく、ねたみもしました。
だけど、つらい経験をしたことで、
「ひとつの命がこの世に誕生する」ということが、
どれほど奇跡であるのかを、知ることができたと思います。
1人でも多くの方が、私の経験談を読んで頂くことで、
何かの役に立ち、少しでも気持ちが前向きになっていただきたい。
子供を望む全ての方に、赤ちゃんが授かりますように!
という思いを込めたタイトルにしました。
私のリアル経験談を中心に、
悲しい気持ちや、つらい気持ちと、
どのように向き合ってきたか?
などを、書いていきたいと思っています。