ある日の夕食時、

遅れて帰ってきた義母さんが突然

「ベビコさん、話があるから

後で時間を作ってくれる?」

と。


その日はお友達と出かけるから

帰りが何時になるかわからないし

私の夜ご飯は無しで良いと言われていた日。


何?

文句?

出ていく?

なんだ?

なんの想像もつかない…


旦那ちゃんに聞くと

「俺は昼に聞いた!

でも俺からは言わない」

と。


昼に聞いたとは?

友達と出かけたんでしょ?

朝私がまだ家にいるうちに

義母さん出かけて行ったけど?

昼に家にいた?

今帰ってきたじゃん?

どゆこと???


話を聞くか…


書類を持って義母さん登場。


物件の契約書?

と思ったら『病院』。

あ…


義母さんが重い口を開き…

「今回病気が見つかってね…」

「これなの」

と指を刺したところにあった文字は

『乳癌』。

「この日に手術で

前の日から入院になるから

家事とか色々迷惑かけるけどよろしくね」

と…。


どうやら冬の終わりの健康診断で

指摘を受けていながらも

4ヶ月ほど放置。

最近ようやく精密検査を受けて

発覚したらしい。


ステージは2、

今の所転移はなく乳房全摘出だそう。

そしてこの日は

病院へ入院に関する説明を聞きに行って、

もうスーパー銭湯も行けないなぁと

銭湯に行ってきたんだとか。


さて…なんと声をかけようか…

なーんにも思いつかない。


この人、旦那ちゃんと私の悪口言って

キャハキャハ笑い合ってたんだよなぁ…

何度も。


という事実しか頭にない。

かといって

どうにかなってしまえばいいじゃん

とも思っていない。

ホントなんの感情もない。

薄情と言われてもしょうがないほど

可哀想という感情すらも

湧いてこない…。


まぁなるようにしかならないんじゃん?

というのが今のベビコの感情に

1番近い表現だろうか…


そして旦那ちゃんは気づいているだろうか…

明日は我が身ってことに。

あなたはいわゆる癌家系な血筋。


ベビコは子どもたちが

その血筋を引き継いでいないかが

心配でならない…

ベビコは子どもたちが

日々健康で笑顔であればそれで良い。


なんか…疲れたなぁ…



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