刺激で思い出した。

ヘルパーさんが、「刺激を与えない子は刺激を求めて外に出たがる」と。


担当するお家が、お母様の方針で、TVも見せない、外出もしない、

と極端に刺激が少ないお家だそうで、そのためGWや夏休みなど、行楽気分が高まると、

電車やバスに乗ってひとりでどこかに行ってしまうらしい。


脱走でも、目的のある脱走と目的のない脱走があるそうで、

目的のある脱走は、目的が達成すればちゃんと帰ってくる、

目的のない脱走は、家を出るのがそもそもの目的なので、帰ってこないそうです。


ふ~ん。では、先日のにょにょこの脱走は?

にょにょこくんの脱走は、「ちょっと、ひとりでお散歩コースに行ってみようかな」と

思っただけの脱走なので、多分ほっておけば帰ってきたでしょう。とのこと。



脱走のことを特別支援学校の先生に「ここだけの話」として聞いてみた。

学校からや家庭からの脱走はよくあるのですか?


そこそこあります。

しかし、知的の程度によって異なります。


軽度の子は、登校途中に映画を見に行くとか計画的脱走ができますし、

親が厳しいなど、家にいたくないからと、家出を繰り返すケースもあります。


それって普通の子じゃん!

(我が家は最重度のお坊ちゃまなので、想像ができません)


じゃあ、重度の子は?


その場を離れたいとか、好奇心からの脱走が主です。

彼らは危険予知ができないので、30分以内に見つからない場合はやばいです。


ぞぞ~。

先日も千葉県の安房特別支援学校で悲しい事件がありましたものね・・・

(福島から避難してきた小6の女の子が授業を抜け出し海で亡くなってしまった事件)


重度の脱走は命にかかわります。

みなさま、心して障がい児育児をしましょう!