私自身、毒親を持って育ちました。
幼かった頃は、父が毒親とは知らず、
当時「毒親」という言葉さえ無かったし、
自分が虐待されているとは全く気付いていませんでした。
両親に溺愛されている兄とは、
明かに扱いが雑だとは気付いていましたが、
それ以上のことは、知識もなければ、
深く考えもしなかった。
だけど、近づいてはいけない危険人物の1番は、父でした。
2番目は、一つ上の従兄弟。
3番目は、兄でした。
幼少期、いじめられたことにより、
今でも、その従兄弟と兄は、大嫌いです。
父は、すでに他界しているので、安心です。
少し前、母と父について話す機会がありました。
およそ良い思い出なんかゼロなんだけど、
私が「父には感謝のかけらもない」と言ったことが、
母は納得いかなかったようです。
当たり前だよなぁ。
誰が、虐待していた本人に、感謝するのか?
殴られて、叩かれて、罵声あびせかけられ、
兄と比べられ、蔑まれて、なんで感謝しなきゃいけないの?
もちろん、父は、父親として、仕事を頑張って、
私たちに衣食住を与えてくれました。
父が残してくれた家があったから、
私や子供たちもDV夫から逃げてこれたんだと分かっています。
頭では分かっているけど、どうしても感謝する気持ちにはなれない。
母は、虐待された経験がないので、
私の気持ちなど到底分かるはずもないです。
まぁ、分かって欲しいとも思っていないですが。
それでも、父に虐待され、従兄弟や兄にいじめられ、
あの頃、全く救いのなかった幼少期では、
一番優しかった人です。今でも大事な人です。
多分、父に虐待された、従兄弟や兄にいじめられた同時期に、
一番可愛がってくれていた母方の祖父が亡くなり、
その6年後、母方の祖母も亡くなり、
守ってくれてた人たちが居なくなったことも大きな原因だったと思います。
身近な人たちの死が続いて、
その頃の私は、
だんだんと無邪気さが抜けていったと思います。
孤独を自分の中に貯めて頃、
母は、助けてはくれませんでした。
まぁ、その頃、父が癌になり、
闘病生活を送るようになったからなんですけど。
理由は頭では分かっていますが、
気持ちの中で納得はできていません。
多分、父に感謝することなんて一生ないと思うし、
許すことも一生ないと思います。