先日の日記、偽善者は私の方かもしれないの続きです。

 

 

彼は、『自分こそがDVを受けている』と言う。

私がDVシェルターに電話した、カウンセラーにDVのことを話した、と言ったら、

『お前は、俺にしたことも話したのか?

お前は俺を蹴ったり、殴ったりしていた。

物を壊したこともある』と返ってきた。

 

彼の言ってることは本当。

私は彼の暴言に耐えられなくなって、手を上げた。

腕を引っ掻いたこともある。

髪を引っ張って、動きを止めようとしたこともある。

黙って欲しかった。

もう聞きたくなかった。

口では勝てない。

何も反論させてくれない。

 

でも、手を上げた時は、大抵、彼が先に私に手をつけた。

例えば、警察に電話しようとして、家の電話機か携帯を掴むと、彼が取り上げて、電話させないようにして、結果として、もみ合うかたちになる。私の動きを止めようと、彼が腕をつかんだり、私をベッドやソファに押さえつけようとしたりして、抵抗しようとして、手あたり次第に近くにあるものを何でも掴まえようとした。

 

私がその場から逃げようとして、アパートの玄関ドア前に走ると、私を外に出さないように、ドアを押さえて、私ともみ合う。

 

そして、彼はそういった時に、私に受けた傷を、自分の母親、兄に見せて、『ほら、俺は嫁にDV受けているんだ』と被害者のように振る舞う。

 

彼は、当然のことながら、

自分のしたことは全く話さずに、私がしたことの結果だけを話す。

確かに、私は手を上げるべきではなかったかもしれない。

では、抵抗しなければ良かった、ということなのだろうか?

一方的にやられていれば良かったのだろうか?

 

 

夫婦だけの7年間。

夫に受けたアザに耐えながら、仕事に行った。

アザが痛くて、腕が上がらない時もあった。

精神不安定で、資格のために通っていた学校の勉強や課題に集中できない日もあった。

仕事先で、PCに向かいながら仕事をしてて、

涙が止まらなくなった時もあった。

同僚に見つからないように、陰で泣いたこともあった。

 

 

でもね、私、抵抗しなくなった。

反論したり、抵抗したりすると、DVが長引くから。

子供たちに見せたくないと思って、できるだけ早く終わるように耐えるようになった。

暴言を吐かれても、電話を取り上げられても、『早く終われ』と思ってた。

 

暴言を聞かないようにしてた。

暴言が始まると、寝室にこもるようになった。

 

でも、彼は追ってくる。

何度も何度も。

『出て行って!もうやめて!聞きたくない』と叫ぶ私。

 

でも、彼はしつこく追ってくる。

何度も何度も。

 

もう嫌だ。

聞きたくない。

逃げてしまおう。

逃げたい。

外に出ようと玄関に向かう。

夫がドアに立ちはだかって、私が出れないようにドアを押さえる。

夫が鬼の形相で

『お前は逃げられない』と言う。

 

死んだら楽になれるかも、と思いついて、

自分から頭を壁に打ちつける。

こんなことしたって死ねない。

ただ痛いだけだ。

でも、逃げられない。死ねない。