さて、阿里山を後にし、おまけ旅行の最終目的地の「關子嶺温泉」に移動です。阿里山バスターミナルから嘉義を目指します。
本当は阿里山森林鉄道で移動したかったのですが、事故からの復旧の目途が立たずまたもやバスです。

嘉義からは嘉義客運(嘉義駅から5分)で白河経由関子嶺行きというバスに乗ります。ごくごく普通のバスです。バスに乗ったら、行き先を運転手さんに伝えお金を払ってチケットと交換します。料金はND$88でした。
*日本と比べると台湾は交通費が本当に安いなぁと思いますが、冷静に考えると台湾人の平均年収からするとさほど安い訳でもないですよね。ですからここでも又台湾人の義援金の事を思うと大勢の方が、結構無理をされて日本を応援して下さったんじゃないかと心の中で手を合わさずにはいられませんでした。

さぁ、揺られる事1時間で関子嶺温泉に到着です。何となく温泉街っぽい所で下ろして頂き宿探しです。最近は水着なしで日本の様に裸で入れる温泉も多いと聞いてたのですが、そうでもないようです。
*台湾人って人前で裸になるのは凄く抵抗があるんだそうです。

実は水着って四半世紀以上着てなくてこれからも着る予定がなく買う気もないので何とか水着を着なくてよくって男女別とお部屋にもバスタブがあるコテージ風のホテル「景大渡假荘園」http://www.myspa.com.tw/にチェックインしました。

設備は確かに充実してるし、久々にラグジュアリーな気分に浸る事は出来ましたが、私は少し違和感がありました。何故なら私はバリに来たんじゃなくてあくまでも台湾に来たんですから・・・。
水着になる勇気があれば日本統治時代から続く温泉宿で昭和な日本にタイムスリップするのがお勧めです。泉質も雲泥の差があるようです。

まぁ、それでも大浴場とお部屋のお風呂をたっぷり堪能しキングサイズのベッドを占領して爆睡致しました。
$◎ミラクル9号
  今回の旅行で一番素敵なお部屋でした。


【1月12日】
充実のバイキングの朝食を堪能しホテルの方にバス停まで送って頂き、嘉義駅まで乗り飽きた感が否めないバスで移動です。
実はこの3日間のおまけ旅行中も心の中は選挙の事で頭がいっぱいだったのです。選挙中はどんな観光地にいっても選挙のポスターや幟が目につくし、新聞もTVも選挙のニュースだらけで…。これが直接選挙なんだ!と選挙権の無い私まで熱くなってました。
こんな時に観光するんじゃなかった・・・。

というわけで世界でも珍しい泥温泉で泥を体中にこれでもか!と言う程塗りたくって美人度もアップさせ、早々に台北に戻りました。
早々…と言う事はそう!台湾新幹線に始めて乗りました!

$◎ミラクル9号
 嘉義から台北までの新幹線の切符

嘉義の駅から新幹線に乗れる駅までは結構距離があるので本当はバスで移動するのがいいんだと思うのですが、もう早く台北に戻りたくてタクシーで新幹線の乗れる嘉義の駅まで移動し(taxiの運転手さんには「新幹線」と言えばなぜか通じました)*豚のT-シャツを着ていたので運転手さんがその日の蔡候補が掲載されてる新聞を全部下さいました。何故か、顔に書いてあるわけでもないのに緑陣営を指示してる方とばかり知りあってしまうんです。

台湾の新幹線は日本と全く快適度は同じです。切符の買い方も同じ。自販機の表示もほぼ同じで何も不安はありません。中文表示ですがクレジットカードとか現金とか何となく解ります。ネット予約とかしなくもハイシーズンで無い限り無問題です。・・・多分。

夕方には台北に着きおまけ旅行の前に直接予約していたホテルにチェックインし、この日は溜まりに溜まった洗濯物をホテル近くのコインランドリーまで洗濯し極めて台湾らしい夕食を取って夜遊びし、明日からの決選に備えたのでした。

*豚のT-シャツ:今回の民進党のイメージキャラクター的存在の三匹の子豚をプリントしたシャツ。
        詳しくはこちら→http://sankei.jp.msn.com/world/news/111118/chn11111817040004-n1.htm