次の村まで近いからこの日は昼からヒッチハイク。
本当は朝からするのが一番良いらしいので少し心配だったけど、一台目で佳子さんが成功しちゃいました。
たぶん社長さんであろうと思われる良い車に乗るすごく優しいおじさんでした。
シボレーの四駆とかこのあたりじゃ本当にすごいと思う。
チリ側のパタゴニアは本当に面白いです。何が面白いって、ここに住む人たちが最高だっていうのもあるのですが、
僕たちが面白いと思うのは、山を一つ越えるたびに気候が変わっていくことなんです。
オヒギンスやトルテルは少ししっとりとした空気で湿気があったのに、トルテルからコックランに移動する間に中央アジアを思わせるかのようなパリっとした乾燥した大地に変わっていきました。
そして気候が変わると川の色や山の雰囲気も変わっていきます。
2時間前はミルクブルーの大きな河が流れていたのに、コックランの辺りから北に行くと茶色の乾いた大地とは全く合わないような真っ青なブルーの河に変わるんです。
「なんだこれー!!!」って二人で絶叫しました。
大地はもちろん、草や木まで砂埃で茶色いのにその河だけが風景に溶け込むことを拒むかのように真っ青な色をしてるんです。
すごいねー!!!すごくきれいだねー!!!って片言のスペイン語でシボレーの社長さんに言ってみたんだけど、すごいよねーって雰囲気の淡白な反応。
僕のスペイン語がダメだったのかもしれいないんだけど、いやその可能性はすごく高いんだけど、
もしちゃんと伝わってたとすると、たぶんこの人にとっては、この絶景はもう当たり前のことなんだろなーって思いました。
なぜなら運転がワイルド過ぎましたからね。湾岸ミッドナイトとかこち亀の中川みたいな運転でしたよ。マリオカートかと思いました。
ガードレールのないオフロードの山道を平均60km以上で走ってましたからね。
だから残念なことに全く写真は取れませんでした。
でも良いんだ、途中の景色も本当にきれいだったけどこの村ももんのすんごいきれいだったから!!!!!
この景色を見ただけで、「あ~本当に来てよかった」
と思わず言葉にしてしまいました。
ちょっとお菓子とかジュース買うだけで12ドルぐらいしちゃうけど、本当に来てよかったと思いました。
30分ゆっくり歩いたとしてもぐるっと一周出来ちゃうような小さな村だけど、僕たちにとってはそれが最高の場所でした。
商店に行ってもまともな物はほとんどないし、安くて良い宿なんかまずないし、そもそも宿自体片手で数えられるぐらいの数しかないし、もちろんインターネットなんかあるわけがないし、
不便で不便で仕方がないんだけど、それが僕たちにとっては最高でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!!
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