勝負師 | Return a blow

Return a blow

一矢報いる。それが今の私の全て。

冒頭文で、私はMAX BETで彼に賭けると明言している。


これについて少し。



恋愛における要素の一つに

「言葉に縛られる」と言う現象がある。

まぁ恋愛に限ったことでもなかったりするんだけど。


例えば

「何があっても彼を好きでいる」

と言う言葉を自分で自分に言い聞かせたとする。


んで、彼に例えばこっぴどく傷付くような態度を取られたりする。


傷付いた、と言う時点で何ともないはずがない。

多少はしんどいし、苦しいし、辛いという感情があったりする。


それを言葉で打ち消して自分に擦り込ませようとすることがあるわけだ。



ただしここで気をつけなければならないのは

感情と相反している可能性があると言うこと。

感情というのは何とかコントロールしなければならない場面はあるものの、

それは表に出すものを工夫するだけで中身の感情まで変えることは難しい。


「次の大会では優勝したいから毎日筋トレをする」

と言う目標思考であるならば怠ける自分に対して自制をかけられるかも知れない。


だが、恋愛はそもそも感情の産物だ。

そこで言葉によって何かを打ち消そうとすること自体、

あまり理にかなっているとは言えない。



んで、じゃあそこまで語っといて何で敢えて「言葉」を冒頭に記したの?

ということになるんだが。


感情はともかく、

彼と関わるためには時間が必要であろうと言うことを

何となく頭で考えていたからだ。


理由は元カノのことやれ仕事のことやれ

元々の私との関係性やれお互いの性格上のことやれ

挙げたらいくらでも出てくるんだが。


確実に私にとってしんどい道になることも覚悟していたし

(素っ気ない態度を取られるとか体オンリーになるとか)

いやぁもうそれはそれで潮時見つけて引けば良いんじゃないか、

と言うのがまっとうな答えだと思う。


ただ、どうしても私はそれを乗り越えたかった。



もちろん途中で「もういいや」ってなったら、

私のことだ、何食わぬ顔で冒頭文を変えるだろうし、

気が収まらなければ過去の記事を編集してなかったことにもするかも知れない。

実際に過去にそうしたことがある。


ただ彼を好きな以上、思い続ける以上、

近くにいたいと願う以上は

乗り越えなければならないことがあった。

もちろん普通の恋愛にもそう言った試練ごとはありふれているかも知れないが、

片想い、セフレ、職場恋愛と年の差恋愛。元カノの存在の大きさ。

そんなものが豪華に揃っておまけみたいな試練もたくさんくっついてくるのは

容易に想像がついた。思ったより苦しかったことも多々あったけれどね。


しかもそれを大概一人で乗り越えなくちゃならなかった。

職場ではうすうす感づいている人もいるが結局のところは秘密。

頼る人も半年前にはいたが、そう言う人もなくしていかなくてはならなかった。

かといって彼のことを知らない人に状況を説明したところで、

苦境にしか聞こえてこない。当たり前だ。苦境だもの。

心から背中を押してくれる友人なんて実は誰一人いない。


そんな中で甘ったれな私は何度も死にかけている。本当の意味でね。


だけど本当に願っていることは1年前とさほど変わっていなかったりする。


だからこそ私にはこの言葉が必要だった。

辛いときには辛いと言えたし(独り言でね、あと近しい友人とかかな)

もう諦めようかな、いや、もうちょっと彼のこと理解してみよう、

なんて色々悩んだり迷ったりしながらここまできた。

決して自分の気持ちを無視するようなことはしないように心がけてはいた。

とはいえ無視したことも、たくさんあったけどね。辛かったもん。



少し、どころではなくなってしまったけど、

結論、言葉は諸刃の剣と思う。

でも、その刃の形状をよくよく理解して、より良いことに使うことが

結果として自分や相手のためになっていたりすることもある。

そう思う。



さて、本題の勝負についての方が確実に文章が短い気がするが。


とりあえずはもう良いところまで来た。

ここから彼が私との関係をすっぱり打ち切ることがあるとすれば、

それはよっぽど私が彼の中の何かからかけ離れたときだろうな。


お互いにいい距離感に気づき始めている。

大切なのは「お互いに」と言う点。

1年間の関わりの継続はそう言う意味でかなり大きかったと思える。

彼はもう、私のことを子供扱いすることがなくなっている。

去年はあれだけガキンチョやれ何やれボロクソ言われていたが

まぁその通りなのよん。

でもね、距離感という意味でその言葉を使わなくなったのは、大きい。


「改めて思うと俺ら結構年の差あるよな」

とは対象を何らかの形で特化して意識していない限り

なかなか出ない言葉だろう。ちょっと嬉しい。

それが愛情かどうかってなるとまた話が変わるんだけどね。



そして彼に”可能性”というプレゼントをした。

何かは秘密。とかいって後で書きそうだけど。

ただこれで彼にも選択肢が出来た。いい試金石にはなってくれるはず。

分水嶺にもなりかねないけど。



しばらく比重を変えるときが来そうだな。

今後何かの作戦を練るとすれば、

自分をより魅力的な人に成長させることが不可欠と思う。

小手先での勝負はそろそろ通用しなくもなってくる。


遠目で見て可愛いと思った子が

近づいてみたら肌がボロボロだったら、ショックでしょ?

女の私でもショックよ。なんだかね。


接近戦に強くなるには

本当に内側から輝きを持たなければ難しい。

金メッキは、バレる。


近づいても肌のきめ細かい女子は

私ならずっと眺めていたくなる。

まぁ何食べてるんだろうとかどんな化粧品使ってるんだろうとか

そんな女視点にはなるだろうけど、

少なくとも目線は釘付けだし、興味も湧く。


彼をゆうに超えるつもりで何かをしよう。

何でもいい、色んなことをより多く吸収する心がけを。