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Return a blow

一矢報いる。それが今の私の全て。

死へのカウントダウンを自らの手で、押した。



私の全てのメダルは、

MAX BETで00を選んだ。



でも。



このルーレットに00は存在しない。





決定的だった。




彼は元カノとの結婚を決意した上で別れを選択していた。



当時は結婚できる状態ではなかった。

仕事も立て込んでいたしそれを優先させたくもあった。


だから離れることを選んだ。



彼女には今彼の子供がいる。

彼女もまたシングルマザーとしての決意をした上で別れている。



私が仕事を頑張れば

ゆくゆく俺のためになる。



と言う言葉は



少しでも仕事が落ち着く可能性を広げるために。



それは彼の結婚できる可能性、そのものだった。





つまり私の努力が実った暁に彼は結婚する。

元カノとの一家三人、睦まじい家庭を築くことが出来る。





もう知ってしまったのだ。


私がこの先どんなに走っていってもそこに”あなた”はいないのだと。




もしこの先にあなたがいなければ私はどうすると言ったか。





自ら死を選ぶと言った。





私の使命は、彼を結婚させて、幸せにして、旅立つことだ。





辛いかも知れない。というか、今もう辛い。

それは別に彼のことが受け入れられないとかではない、

純粋に仕事に関してが辛い。


上手くいかないことが多すぎて悩む毎日だ。



でもね、もう大丈夫。

私がもっと頑張って、アンドロイドになって、

仕事がきちんと落ち着く方向にさえなれば。



私は解放されて好きなだけ眠ることも逃げることも泣くことも。

全て許される。




ねえ、今私がどんなにあなたの近くで支えてたって、

その彼女を超えることはないのはどうして。

その彼女が一体今あなたの何を支えているの

毎日気にかけたりしているの

私って一体何なの





さあ、弱音を吐いたら行かなくては。




行かなくては。



彼が結婚できるまで、彼女と幸せに暮らすまで。




彼が寂しくなったら必ず抱きしめて




その未来を諦めさせたりしない。








そして私は死ぬのだ。