「事実を積み重ねることが
必ずしも真実に結びつくとは限らない」
映画化が決定したというニュースを読んで
早速動画を探して見てみた。
これ…面白い!
やらせとか言い始めると本当にしらけてくるんだけど、
そういうんじゃなくて、
この構成にたどり着いたという着眼点に天晴れ!だと思う。
こんなに手の込んだフィクションってあんまり無いと思う。
少なくとも私は今まで見たことがなかった。
最新放送であるシリーズ6作目の「デスリミット」
そしてその裏側が今度公開される映画なのだという。
それは今回確認してはいないが、
検索をかけた際の記事の多さからその完成度が伺える。
実際に私の周りの友人も
たまたまテレビをつけていてこの番組を見た人もおり、
「これって何なの?実話なの?怖いけど」
と言うコメントをつけてブログを書いているほどだ。
番組の概要としては、
テレビ局に埋もれた、当時放送禁止となってしまった
無数の”お蔵入りテープ”の中から、
当事者達の了解を得て再編集し、放送するというもの。
さしずめここからフィクションが始まっているのは言うまでもない。
そうして番組がスタート。
最初は心霊、大家族、ストーカー被害、隣人トラブル、自殺志願者支援施設
等の取材という銘打ちで始まり、
そこから事件が発生するという流れになる。
そして一連の事件の一部始終をカメラ取材で追っていき、
結局それらの不可解な事件が原因でお蔵入りになったというラストで終わる。
しかし、一連のVTRを見るにつけ、様々なところにトリックが隠されており、
もう一つの事件の真相の存在をにおわせる作りとなっている。
「あなたには、真実が見えましたか?」
と言う言葉で最後を締めくくっているのはこの全体の流れのためである。
世にも奇妙な物語が大ヒットを納めている中で、
そういったリアリティを含んだホラー・サスペンスというものは
意外と需要のあるものだと推測できる。
その上で更にそれを超えたリアリティを追求したのが
この「放送禁止」と言う企画だ。
いかんせん放送回数があまりにも少ないために
あまり話題に上ることはなかったが、
今回の映画化によってその知名度を上げ、
動画のアクセス数、DVDの売り上げ共に伸びるのではないだろうか。
そのくらい現代のウォッチャー欲求に沿った作品と言えると思う。