ダイアン・アーバス
現実的なものこそ、幻想(ファンタジー)なのです。幻想は現実から生まれます。非常に現実的だからこそ、幻想的なのです。幻想的だからこそ現実的なのではありません。現実は現実です。現実を仔細に調べてみると、かならずや幻想に達します。現実という言葉を使うとき、それはカメラの前に実際にあるものの表現でなければなりません。わたしが言おうとしているのは、現実を現実と呼び、夢は夢と呼ぼうということです。
被写体を奇形や死体、両性具有者、浮浪者等に
人が目をそむける体に
正面からまっすぐに写真をとった人。
えぐられるような、それでいて響く
この感覚。
感覚でしか得られない感覚。
それが
多分本物。