この幸せを

飴玉にして


口の中で

ゆっくり味わう




ゆっくり

ゆっくり


溶けないように。。。





この幸せの飴玉は


今日見た夕焼けのマーブル模様


昨日聞いたあの人の声の甘さ




それを丸めてほうり込む



ゆっくり


ゆっくり




溶けないように。。。





甘~~いっ!!




右のほっぺが痺れてきたら



ゆっくり

ゆっくり

舌の上で転がしてから







ゆっくり

ゆっくり


左の頬へ




甘くて甘くて


顔が綻ぶ






願わくば

この幸せの飴玉がずっとずっと

溶けないように



いつまでも


いつまでも



口の中に



あるように




そしてゆっくり


ゆっくり


確かめる






(2008.07.28)
人はみなそれぞれ正しいと思っているし、それはその通りだと思う。
ところで「人のふり見て我がふり直せ」という諺があるが。。
けれど、見ていてもなかなか「自分事」と捉えらる人は実は少ない。。
そして絶対的善は存在しない。

そして誰もが「自分が出来る事が他人は出来ないという事が実感として分からない」。

極端な例なら思い遣りを示せても、
自分とは違う立場の人の事を想像する事がなかなか難しい。。

これは勿論、自分自身の事を含めて申し上げている。

例えば、トイレットペーパーやガソリンや食糧や株を買占めないあなた!!

それは本当に素晴らしいし正しい!!

みんなの為に!ありがとう!


けれど、例えばガソリンを買っている人の中には、
家に動けない障害者を抱えていて、いつ何があるか分からない危機感を感じている人もいるだろう。。
それは傍からは分からない!


トイレットペーパーを買占めないあなた!!それは正しいだろうし素晴らしい!!

けれど、そう買い急ぐ可哀想な年寄り達を見た!
片手にトイレットペーパーを。
片手に大人用オムツを持ち、
幼児よりゆっくりな歩みで帰る老人達を。。


食糧を買いに走っている人の中には、ホームレスの支援をしている人もあるかも知れない!!
その人は、誰か別の人から見れば「チャラチャラしていて自分本位」な人に見えたとしても、
人知れず活動し、
「遠くの地の津波の被災者何万人は救えない」けれど
「目の前のホームレス10人」の為に支援しているのかも知れない。。

それは傍目には決して分からないかもしれない。。



仮に百歩譲って
ある人が「自分だけは生き残らなきゃ!」と頑張っていたとしても、
実はその人には五人の幼い子供がいて
「今、死ぬ訳にはいかない!」と思っているのかもしれない。。

それは津波の中で「生き延びよう」としている人と、
どっちが「尊いか?」は、

愚かな私には分からない。。。




賢いあなたは
「何故考えれば分かるものを!」
「なぜ我先に等と!」
「なぜ気がつかないのか??」と悲しい気持ちになるかもしれない。。

それは正しい!

けれどそれはあなたが「賢い」だけであって、
みながあなた程賢くはないのだ。。

一昨日、スーパーで見たお年寄りは、お店の台車が通るのを自分が妨げているのにずっと気づかずにいた。

けれどそれを見てハッとしたのは、

老いる、とはこういう事なのだ!という事。。

若くていろいろ見渡せる私達には未だ想像も付かないが、
いずれは誰もにやってくる「老い」とはこの事なのだろう。。


デマに煽動される人々を見て、
賢いあなたは不思議に思うかも知れない。。

けれど、それすら「自らの不安感、危機意識」に従っている迄で、
それは「何故2×2が分からないの??」と三歳の子を嘆いたり、
「何故シャツのボタンが掛けられないの??」と指の不自由な人に呆れたりするのと、
実は大差がないのかも知れない。

ましてや見た目が三歳、とか
指が不自由だと
分かり易ければ、
みんなが理解しやすいが、
見た目が20才なのに、とか
指は揃っていれば、
多くの人には理解し難く見えるかもしれない。。


100mを6秒で走る人から見たら、
あなたが何故7秒でも走れないのか実感として理解できないのと同じなのかも知れない。。


一億円を寄付したというタレントからしたら、
あの人が100円のパン一つ買うのに事欠いているか実はわからないかも知れない。


それぞれの実状や能力、持てるものは「みな違う」。


若し「責め」「裁いて」「良くなる」のだとお考えなら、
それも良いのだと思う。。

しかし私には分からない。。



一つ思うのは、
「そうだよね、分かるよ」と理解してあげれば、
人は心を開きやすいし、

そう優しさを投げかけて貰った人は、

また誰かに「優しさ」を伝えていき「易く」なるのではないかしら??

ということ。。




どんな凶悪犯罪を犯した人も、

あの時、もし誰かに
「おめぇは間違ってんだよ!バーーカ!あったま悪りぃ~な!」と言われた事から心が荒み始めたのかもしれないし、


あの時、もし誰かに
「大丈夫??どうしたの??」と笑顔で声掛けられたら!!

人生変わっていたかもしれない!


勿論、TPOに於いて
それぞれ「一番望ましい理想像」は、
あるんだとは、

思います。。



けれど、個人個人
「責め裁く」事は、

戦時中の「非国民」と責める事と、
あまり違わないように、
思えて仕方ありません。。


勿論、理知的で理想的な
あなたの態度は素晴らしいです!!!


だからこそ、

どうぞ「寛容さ」と「思い遣り」をどうかお願いしますね♪


一寸伸びる草と
一尺伸びる草とでは
天井が違い、

人のそれぞれの「義」は誰も計る事が出来ず
「定義」しても仕方なく、
また「議論」によって決まるものでもないと、

愚かな頭ながら


思っております。。





愛が行き渡りますように。。



あなたが願うのと同じ思いを


違う方法で



願っております。。。
人に言える悩みは大した事はない。
誰にも言えない悩みにはどんな事があるだろうか。。


もしも自分が10代の少女だったとして
妊娠でもしてしまったら
やはり誰にも言えないだろうな。。

ましてや人に言えぬような恋だったとしたら!?

そのこと自体が周りに迷惑を掛けてしまうと思っちゃったら??



もしも、、を続けます!


想像してみて!!!



そして妊娠させた相手にも相談出来ず、
堕ろすお金もない。
まして親になんか言える筈もない!!


悩んで死のうと考えるだろうけど、
それでも宿った生命の尊さとか堂々巡りで考えたりして。。

働いたこともなく、
遠くへ逃げる手段も知らず、
相談できる相手も分からず

きっと途方に暮れるに違いない。。


それがティーンエージャーだとしたら。。??


悩んでも答の出ぬまま、
日増しに変化してゆく身体を呪い、
自分自身を呪い、
それでも十代の子供の真面目さで芽生えた命について考えるだろうか。。


きっと彼女はどんなにか

「もしも自分があと10年!
いや!
せめて五才年齢が上だったら!??」と

自分の運命を恨めしく感じただろう。。



そして妊娠してからというもの、
忽ち街で幸せそうな妊婦や母子がやたら目に入る様になり、

羨ましくて
羨ましくて



果てしなく羨ましくて


絶対にそうはなれない我が身を思って涙しただろう。。



待っても待っても来ぬ月経を
それでも待っていたりして。。



今迄の無邪気な少女達と
自分だけが隔絶されてしまって

まるで今迄とは違う時間の流れを過ごすのだろうか。。



十代の少女だったら何も答は出ない奈落の底に突き落とされた気分の儘、
人にも弱音を吐けぬ悪阻と闘うのであろうか。



自らを責めている【その行為】は

誰でもしていることなのに!!

そう!
私達みな一人一人がその結果であるというのに!!


人知れず人一倍罪悪感という隠れた十字架を背負ってしまうのだろうか。。


十代の無知故に。。




それでも堕ろすという手段を持てずに臨界点=産月に達してしまったとしたら!??



ある日突然その日はやって来る。。。



それまでどうにかこうにか
せり出す腹をどんなに上手に隠せたとしても!!


もはや隠しようもないものが
生まれ出で始めたら!??




これまで経験したどんな痛みよりも強い恐ろしい痛みが彼女を襲い、
いつ迄続くか分からない痛みに怯え

こんな痛みが世の中にあるのだろうか??
と知った時に

やがて自分の産道からエイリアンが出始めたのを知り、


思いつく限りの隠れた場所で



初めての出産を迎えるのかもしれない。。


気丈にも。


仕方なく選択の余地なき気丈さで。。




辺り一面血の海で、

怯え慄き乍らも

飛び出して来た生命と対峙せざるを得ず、

白く真珠色に光るこの太い蛇のような、
嬰児と繋がる臍の緒を
切る事を決意するのであろうか。。

一人きりで。。




自分の身体はどうなってしまったのかもはや分からぬまま、


もはや自分一人どうにかすれば良いのではなく
この小さな小さな泣き叫ぶゴム毬共々を
どうにかしなければならない事を
飲み込みしかないのだ。。





彼女の茨はまだまだ続く。。。





ずっとずっと続くのだ。。





その彼女とは名も無き少女達。

決して特殊なことではなく

昨日迄は普通だった

あなたの隣にもいる普通の子!





何処にでもいる。。




あなたの隣の少女。。



何もあなたと違わない。。


あなたの姉だったかも


あなたの妹だったかもしれぬ少女。。



もしかしたら「あなた自身」だったかもしれない少女。。






然しながら、



今のBebeなら

そんな健気な少女達に言ってあげれる事がある!


「よく頑張ったね!
偉いね!
産んでくれてありがとう!
あなたは素晴らしい偉業を成し遂げた!
一人で辛かったね!
あなたはまだほんの子供なのだから育てられなくても当り前!

仮にあなたが育てられなかったとて、
誰があなたを責めようか??

あなたは偉業を成し遂げた!!

どんな環境のどんな赤ちゃんでさえ、
赤ちゃんは天からの授かり物!

祝福された存在!
人類みんなの宝物なんだよ!
あなたにだけ責任があるわけではないんだよ!
そしてそんなあなたみたいな子は
たった一人ではないの。。
いろんな事情のいろんなお母さんが、
苦しい中から自分の出来る範囲で精一杯生きること!!

それが大事なこと!

総てのお母さんは赤ちゃんが幸せになって欲しいと願い産んだの!
あなたもそんな赤ちゃんだったの!
今が無理ならその間赤ちゃんを看てくれる所もある!

今からそこへ行ってみようか??

そしてあなたにも、
赤ちゃんにも
ベストな選択をしたら良いんだよ!

大丈夫!

赤ちゃんはね、
親を選んで生まれて来るの!!
どんな環境でさえ幸せを見つける、
これこそが唯一人間の生まれて来た義務なのだから。。」



そしていっぱい泣かせて抱きしめる!