病院の待合所で 老女2人はまあ良くしゃべる。

内容まではわからないが

声が大きい。

コロナ渦で会話は最小限にする気もなく、ずっと話続けている。

すると、そこへ中年男性が走り寄ってきた。

 

「すいません!」

 

「僕はこれ(ヘルプマークを見せながら)なんですよ」

 

「あなたたち、静かにしていただきませんか?」

 

「耳に障害があって、声が耳に響くんです」と。

 

それを聞いた老女2人は

 

「あら、そうなの?あら、ごめんなさいね」といいながら

 

なぜか後ろを向き、

 

「ねえ、しずかにしてくださらない?」と後ろにいた女性2人組に

 

注意し始めた。

 

「あの方、耳が悪いらしくて、しずかにしてって。」

 

「あなた方、静かにした方がいいわよ」と。

 

明らかにヘルプマークの男性は、老女2人に向かって話していたにも関わらず

老女は他人を注意している。

そして、相変わらずおしゃべり。

 

その場にいた全員は思ったはず。

気を付けるべきなのは、あなたたちですよ・・・と。