今回、母は転倒をきっかけに 身体・精神ともに どんどん弱っていった。

 

「転んだだけだから、じきによくなる」 と思っていたが、

 

そんなに簡単に済むことでは無かった。

 

どんなことも弱音を吐かず、忍耐強い母が、

 

気力をなくし、悲観的で 生気をなくし 泣くようになり、

 

食べることが大好きなはずが 食事もとれず やせ細っていく。

 

ただただ ベットに横になり ウトウトして

 

現状がよく理解できていないようだった。

 

今までに 見たことのない母の姿だった。

 

母の人生は ここで終わってしまうのかと考えるほど 深刻な状況だった。

 

 

現在は 活気も戻りつつあり、

 

よく話をし、よく食べる。

 

本当に心の底から 喜び うれしかった。

 

 

この4か月 母は本当に辛かったと思う。

 

 

高齢者は 些細なことがきっかけで、状態がよくも悪くもなるのだと

 

身をもって 学んだ。