私は今30歳です。

18歳の時に漠然と起業すると考えてました。

28歳のときにその一歩を踏み出しました。

10年かかりました。はじめるのに10年も・・・。


私は高卒です。

当時から営業には興味がありました。

就職先に選んだのは、当時大変お世話になっていた先輩の勤め先の千葉にある製造会社でした。

面接のとき、希望の職種はと尋ねられ、私は迷い無く「営業」と伝えました。

また付け加えて、「熱処理工場」「プレス工場」だけは嫌ですと間違いなく伝えました、が。

配属先はプレス工場。

先輩の顔というのもありましたので、社会人1年生の私はプレス工場で幕開けとなりました。


朝8時30分、どこかの刑務所かのようなけたたましいサイレンの音。始業です。

次にとる行動は、安全靴をはき、耳栓をし、軍手をつけ持ち場のプレス機の前に行く。

電源をいれ、モーターを回し、油を注入。

安全を確認し、いざプレス開始。

「ドカン!ドカン!ドカン!」

目の前で100トンプレスが爆音とともに動き出す。

それが何台も何台も。

想像を絶する音。パチンコ店とは比べものにならない。その中での会話というものは、相手方の耳に怒鳴りあうというもの。そんな中で仕事以外の会話はなく・・・。話すと疲れますから。


そもそも営業志望だった私は、早速5月病にかかるものの、先輩との約束があり3年間をそこで就業することになった。

それこそ月給は16万円。

それだけでは私は生計を立てることが難しく、夜はアルバイトを始める。

夜8時まで残業をし、8時30分から12時まで居酒屋でアルバイト。

若かったのでしょう。夜のバイトは楽しくて、全然苦痛にならず待ち遠しくなるような存在でした。


その生活は、約束の3年と1ヶ月が到来し終わりました。

振り返り考えると、ここでの修行が私の独立心を本物にさせてくれたと思います。


その後、別の先輩の勤め先、解体屋兼産廃屋でアルバイト。お給料が良かったので・・・。


そして22歳の誕生日を目前に控えた21の時、初営業職につく。

「スーツの世界」「新宿の高層ビル」「電車通勤」「世間知らず」「言葉使い」

どれも初めてで、今までの私の感覚や変な自信が否定され、どん底に落とされるような思いをする・・・。


今日はここまで。