松嶋菜々子主演の「やまとなでしこ」を、数十年ぶりに見返しました。2000年放送、最高視聴率34.2%を記録したあの伝説のドラマです。


まず感じたのは、当時の価値観の違いです。


主人公・桜子のセリフ「私がこの世で嫌いなもの、それは貧乏。私の武器は一つだけ、この美貌だ」は、今の感覚ではかなり衝撃的びっくり


そして桜子の職業は「スチュワーデス」。今では「客室乗務員」「CA」という言葉が一般的ですよね。当時はスチュワーデスといえば憧れの職業で、お金持ちの男性と出会える場として描かれていました。今では、あまりない設定ですね照れ


また、女性の「賞味期限」的な価値観や、寿退社が当たり前のような描写も印象的。今の時代なら確実にSNSで炎上しそうな内容が、当時は普通にゴールデンタイムで放送されていたわけです。

でも見ていてふと思ったのは、あの頃の日本は今より豊かだったんだな、ということです。桜子がブランド物を身にまとい、お金持ちの男性を探すシーンは、今見るとどこか遠い夢のような世界です。円安、人口減少ということもあり、今の日本の若い人たちはブランド物より「コスパ」を重視する時代。あの頃は経済も上向きで、いい時代だったんだなあと思います。

そして、今ほどコンプライアンスを気にせず自由に作られていたから、ドラマの表現も豊かだったとも感じます。桜子のキャラクターは毒舌で自己中心的、でも憎めない。今のドラマでは描写がむずかしい個性が、のびのびと描かれていました。

時代が変わって価値観も変わりましたが、このドラマを通して、自分の若い頃を思い出しました。そして何より、松嶋菜々子は可愛かった照れラブ