アストラッド・ジルベルトをご存知ですか? ボサノバが好きな方なら、きっと一度は耳にしたことがあるはず。
私がアストラッドの音楽に出会ったのは、もうずいぶん前のこと。最初に聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。あの透き通るような声、少し音をはずしたような、 ふわっとした歌い方、そしてボサノバ特有のゆったりとしたリズム。「こんなに心地よい音楽があるんだ」と、一気に引き込まれました。
有名な「Girl from Ipanema」はもちろんですが、「Tristeza」「Corcovado」なども大好きです。家事をしながら流していると、気分がパッと明るくなるんですよね。
ところで、アストラッドがあれほど有名になった背景には、スタン・ゲッツとの共演があります。スタン・ゲッツのテナーサックスは本当に素晴らしくて、私も大好きです。あの深みのある音色は、聴いているだけで心がとろけます![]()
でも、ふと思うんです。私生活では波乱万丈だったと言われるスタン・ゲッツ。そんな複雑な人生を歩んだ人が、あれほど甘く美しい音色を奏でられるというのは、なんとも不思議なことだと思います。アストラッドの天使のような透き通った声と、スタン・ゲッツの悪魔的なまでに魅力的なテナーサックス。この二人の組み合わせは、まるで天国と地獄が共存しているようで、聴くたびにぞくっとします。
ピアノも弾く私にとって、ボサノバのコード進行はとても興味深くて、いつかアストラッドの曲をピアノで弾いてみたいなあと思っています![]()
