救急外来で働く看護師のブログ -2ページ目

救急外来で働く看護師のブログ

救急外来で看護師してます。
ACLS、ICLSインストラクターとして活動中です。
シミュレーション教育、インストラクショナル・デザインなどに出会ってから、教育に興味があり最終的には看護(医療)の世界を変えていくという野望をいだいてます。

皆さんの病院ではBLSやACLSの教育は普及していますか?

BLSは新人研修として取り込まれている病院が多いのではないでしょうか。
ACLSなど二次救命は病院によってムラがありそうです。


うちの病院でも、新人教育の中でBLS研修をやっていますが、その後、BLS講習を定期的に開催しているわけではないので、救急などCPAが来る部署じゃないと、スキルを保つのは難しいのかなと思います。

また、ICLSコースも定期的に開催しているので、救命講習に関してはある程度普及していると言えます。

もちろん私は院内のICLSコースにも参加しているわけですが、この度、ACLSインストラクターとして何ができるのか考えてみました。



まず、考えたのがこの3つ
①ACLSコースを院内、もしくは地域で開催したい。
②ACLS関連の知識を院内に還元する
③各病棟にALSのリンクナースを作って、病棟ごとの情報交換や病棟で知識やスキルの普及に務める



①に関しては。
うーん。
院内でICLSコースがとても安い金額で提供されている中、果たして受講生は居るのだろうか。
まぁ受講生は少なくてもいいか。

うーん。
でも、インストラクターが私しかいない。
ACLSの場合チーム蘇生も関わってくるので、受講生は少なくてもいいけど、人数がいないとシナリオが出来ない。

そもそも、まだディレクターじゃない。
このような結果からすぐにやるには現実的じゃないかなぁ。



次、②
これはできそう。
まずは自部署から勉強会、シミュレーションの提案をして開催していこうと思います。



次、③
ICLSを受講するスタッフの部署って偏りがあります。
インストラクターが居る部署だったり、受講してよかったから口コミでひろがったり。

また、ICLSインストラクターにも偏りがある現状ではこれを推奨したい。

各病棟にリンクナースがいることで、情報共有だったり、部署ごとの課題もみえてくるかもしれない。

でも、看護部の了承や協力がないとできないか。

病院というのはどこもそうなのかもしれませんが、診療報酬加算(トリアージ加算など)や機能評価に関する項目だったりすると、準備も知識が十分でなくても開始するのに、そうじゃないと中々、動かないよね。
(機能評価の中に蘇生教育や急変教育などの項目があった気はしますが)

とりあえず、ICLSスタッフに相談してみよう。


最後に、うちの病院はICLSも軌道に乗っていて、初期に普及に尽力された方の苦労は大変だったんだろうなと思います。
ある程度ACLSが普及している中で、今回は何ができるか考えてみました。

どんなことでも、初めるときは、賛同者、反対者がつきものです。
少数でもいいから賛同者を作って、取り込んでいく。
ICLSと平行して自分の部署からACLS教育を始めてみようと思います。
もちろん最終的には、心停止を防ぐ教育に力を注いていくつもりです。
こんばんは。

前から興味があった、PEARSプロバイダーコースを受講してきました。


PEARSってなに?っていう方に簡単に紹介です。
以下、日本PALS協会より抜粋です。

小児を題材とした、人の緊急事態に対応するためのアセスメントと救命処置(非心停止対応を含む)を身につける1日コースです。

PEARS(ペアーズ)は、Pediatric Emergency Assessment, Recognition, and Stabilization の略です。直訳すると「小児急変対応- 評価・認識・安定化」プログラムです。

PALSプロバイダーコースで学ぶ、生命危機状態に気づき、観察・評価して、介入を考える部分が、コンパクトにまとまっています。心停止だけではなく、呼吸障害、ショック(循環障害)など、心停止につながる危機的状況を評価し、その場でできる適切な介入をしつつ、医師への診療をつなげる。そんなプロセス・思考パターンを身に付けるため、映像教材を用いたディスカッション、シミュレーション・トレーニング・トレーニングをしていきます。


ということみたいです。
受講動機としては、
乳児・小児のBLSを学びたいこと
急変前の観察・評価・介入方法などの思考パターンを学びたいこと
学んだことを院内に還元したいこと
ゆくゆくは急変を防ぐ思考プロセスや行動を院外も含めた全看護師を対象として普及させてみたい
などから受講しました。

受講の感想としては、映像が実際の患児を使っておりリアルで、机上での思考を整理するには素晴らしいと感じました。
そして、思考を整理した後には、マネキンを使ってのシミュレーションで行動化してみることで、更に学習を深めることができます。

私と一緒に受講していた人が
「実践的でもっと早くにやりたかった。看護学校でもこういうことやればいいのに。」
といってました。

全くそのとおりだと思います。
看護ケアや日常生活の援助など看護の独自性を追求する傾向(もちろん大切ですが)
フィジカルアセスメントも学生同士や実際の人形を用いていても、系統だってないので臨床であまり使えない。

実際にPEARSの中で行なった、
CPAに至る呼吸、循環の障害というシンプルな流れ
ABCDEアプローチ
ACDAサイクル(今は違う?)

これらのどれも、看護学校で習った記憶はありませんが、どれも臨床における看護師には必要な知識・技術だと思いました。

小児の経験がほぼない私でもなんとかなりました。
そして、学んだ知識は成人に置き換えることもできます。
是非、PEARSを多くの人に受講してもらいたいと思います。


余談ですが、久々の受講生としてのコース参加は緊張しました。
私は、子どもが居るにも関わらず、乳児・小児のBLSはよくわかりませんでした。
その知識不足を抱えた中での不安からコースでやっていけるのかな?という心理が緊張に繋がったんだと思います。
その結果、乳児・小児のBLSテストが終わった瞬間緊張から開放されました(笑)

コース受講者の気持ちを改めて実感したので、今後、インストラクターとして参加するときは、アイスブレイクの実施、受講者にコースにおいて失敗してもよいということを伝えていきたいなと思います。


病院内でのBLS・ACLSの普及方法を少し書きたかったんですが、ボリュームが増えそうなので、また次回に。
Facebook、twitterで紹介していただいたおかげでアクセス数が一時爆発しました。
ありがとうございます。

その反面、他のブログのようにエビデンスがしっかりしていなかったり、文章も読みづらいと思うので恥ずかしい限りです。


さて、今日は教育について。
皆さんの病院では教育についてどうしてますか?


うちは病院の新人教育の方針として
・新人に厳しくしないように優しく接する
・負荷をかけ過ぎない

ということが看護部から言われています。


本題に行く前に、では、昔の教育はどうだったのか。
(一部私も体験しました。)

・やって覚えろ。または後ろ姿を見て学べ。
・怒鳴られる。
・蹴られる。または殴られる
・質問に答えられないと怒られる。休憩中に調べてないと更に怒られる。そしてもう来なくていいと言われる。
・怖い(なので質問できない)


私の偏見と負のイメージが強すぎて、昔の「教育」ではない気もしますが。


まぁ、こういう負の部分が強すぎたわけで、「優しい教育」にスライドしたんですよね?


さて、話を戻します。
皆さんは、優しい教育をどう思いますか?


「昔の」教育者の姿勢・態度が万人に適していないのは確かです。
(厳しいほうが好きな人、厳しくも熱い人は居ますが。)
でも、その反対が
優しく接する
なんでも教えてあげる
負荷をかけない

うーん。
なんか「優しい」vs「理不尽に厳しい」って構図、根本的におかしくないですか?

時代とともに教育が変化していくのはたしかですが、新人看護師も成人の学習者です。
どの病院にも詳細な新人教育計画があるのは知ってます。
しかし、一人ひとりの学習者の特徴に合わせていない、優しく接し、教えてあげるっていうスタンスが全面に出てきてしまうことがナンセンスではないですか?



そして極めつけは、
「新人が育たない」
「今の子達は厳しくするとすぐ辞めちゃうから優しくしないとね」


・・・。
そりゃ育たないわ。
学習の場を整えることもできず、丁寧に「教えている」だけでは、新人は成長しないんじゃないかな。


わたしは新人の頃、「外来」に配属され、救急外来での看護を学びたいと思った時に、
「新人(2年目)が救外にでても邪魔だから」
とあまり出れなかったことがありました。
(出たら出たで、こんなことも知らないのかと怒られますが。)

こんなときに、新人をフォローしていく体制や一緒にやっていく姿勢が大切なのかなと思います。
学習できる場で経験を積まないといつまで経っても育たないですよね。



さて、偉そうなことを書きましたが、私自身教育について精通していません。
私が接している看護教育はなんかおかしいんじゃないか?
この程度に漠然としたことしか把握していません。

今後、看護師としてのキャリアマップを考えたり、OJT、シミュレーション教育などを有効に実践したり、自身の教授方法を深めていきたいと思っています。
今回のテーマは実際に教育にあたっている方にとって、浅はかな文面だとは思いますがこれを見て忘れてください。