今日もまた、マイケル・チャンコーチ。

 

コーチってどんな世界でも大事。

自力で頑張るのもいいけど、コーチやメンターに良い方法を教えてもらう方がゴールは確実に近くなる。

 

のんびり天才錦織圭くんを世界TOP10に押し上げたのは、ひとえにマイケル・チャンコーチのおかげ真顔 ばーん、むっちゃ厳しいよ~ニヤリ

 

TOP20くらいをうろうろしていた錦織くんを

「体ができてないねー。」

って、まず、むっちゃ鍛えさせたマイケル。

 

練習嫌いの天才肌に、毎日同じサーブやストロークを安定するまでずっとやらせた。

そして、BIG 4と対峙するにはやっぱり持久力。

天才肌は瞬発力はあるけど、駆け引きの多くなる長期戦では体力も戦略も乏しいから負けちまうんですねー┐(´∀`)┌ヤレヤレ

なので、「練習するのが憂鬱・・・」ってくらい練習させて、やっと今のTOP10選手の体を手に入れた。

 

※ちなみにTOP10以上以下では絶対基礎体力違います。格下の選手がTOP10選手と試合した時、スピードについていけず足がもつれてるのをたまに見ますが、それ、TOP10同士ではほぼありえないです。

 

 

次は意識。

テニスは世界中を転戦する。自然と同じ日本人同士が固まって、試合の合間に食事に行ったりしてると、

「圭!君は自分より格下の選手達と一緒にぶらぶらしている時間はあるのか?」

と(多分そんな風に)諭したマイケルプンプン

 

失礼に思うかもしれないけれど、正論。

BIG4に至っては、常に練習、常に相手選手の研究に余念もないし、スポンサーの商業活動に余念がない。本当ぶらぶらしてる時間なんてない。勝ち続けるための大事な時間を過ごしてるんですね。

マイケルは、それを意識しろ!と教えた。

 

 

次は勝利への貪欲さ

 

無邪気な天才がフェデラーと上位レベルの大会で初めて対戦した時、

「大好きなフェデラーと試合ができて幸せだった♪」

負け試合なのに嬉しそうな圭くんに

「きみはフェデラー戦でひとつの大きなミスを犯したね。準決勝後のインタビューで、『フェデラーと決勝で対戦するなんてワクワクします。昔から憧れの選手でした』と。あなたの最大の間違いはそこです。」

「なぜなら、憧れのフェデラーとの決勝に進んだことで、きみはある程度満足してしまった。コート外で誰を尊敬しようと構いません。しかし、一度コートに入ったら、「お前は邪魔な存在なんだ」と言い切る強い覚悟が必要なんです。」

 

ガッツーンと一発食らわしたって感じですね。

マイケル、正解。

 

ナダルも、どんなに温厚に見えるフェデラーもむっちゃ勝利に貪欲。負けたら今でも泣くもんねー。

「そんなに悔しかったんだ!こんなベテランなのに!!」

と、いつもびっくりさせられる。

それだけ、準備もしたし、勝ちたいと思ったし、懇親の力がこもってる。

 

錦織くんも昔に比べると随分いい顔つきになってきたけど、あともう少しかな。この勝利への貪欲さがもう少し欲しいね~。頑張れ、Kei!!

 

 

ちょっとしたアドバイスで、人は気づき、180度ガラッと変わる。

あなたにはアドバイスをしてくれる人はいますか?

 

ミーシャでした。