息子が昨夜、高熱を出しました。

わが家では、高熱が出ても基本的には家で様子をみます。

「わぁ、お熱高いね〜。お母さん、羨ましい!」
と、思わず出た第一声

それには理由があります。



私は、自分自身がアトピー性皮膚炎の自然治癒を目指した時に、
人間の身体の仕組みや、薬のこと、食べ物のことなど、
あらゆることを学びました。

その結果、発熱 = 今の身体の状態に必要な症状  となり、
発熱 = 悪い症状  という考え方ではなくなったのです。


身体の中で起こったことに対して、それを解決すべく発熱する!
と考えたら、むしろ歓迎ムードw

しかも、39度以上の発熱で、体内にあるがん細胞が死滅し始める、とも言われています。



もちろん、発熱以外の症状と照らし合わせながらの細やかな観察が必要です。

でもたいていの場合、症状の経過を見守るだけで、
子ども自身の身体が問題を解決してくれます。



今回も、発熱により溶かされた不要物が、血液に乗って運ばれ、
発汗や排尿によってしっかりと出されている様子が見られました。

老廃物が多く含まれるため、臭いや色がいつもと違うので、よくわかります。



私は子どもが不安にならないように、
身体のメカニズムをわかりやすく伝えながら、
安心感を与え、応援するのみ。

といっても、病氣だからと特別扱いすることもなく、当たり前のように。

そうすると、子ども自身も出ている症状に過敏になることなく、
ポジティブに経過を受け止めることができるようです。



高熱が出た!と驚いて、すぐに解熱剤を飲ませてしまうと、
高熱により不要物を分解して、体外へ排出しようとしている行為を
残念ながら妨げることになってしまいます。

身体は、私たちが考えるよりずっと精巧にできています。
そのメカニズムをリスペクトできた時、
医療の介入が不要な場合が多いことに気付かされます。



症状が出たらすぐ医者へ
というのが、今の風潮ですが、

家庭内で経過観察し見守ることが、
身体にとって一番よいということを
子どもたちには体験を通して理解してもらえたら
と思っています。



今朝も39度以上あった熱は、少しずつ下がっていき、
夜寝る前には、平熱近くまでになりました。

今回は発熱以外の症状はなし。
今夜一晩眠れば、きっと明日の朝には元通りでしょう。

ガンバレ!息子の體くんウインク