■化粧品と医薬部外品の違いって?化粧品と医薬部外品の効能効果に関する違いは、下記のとおりです。


●化粧品


化粧品:皮膚を清浄にする、など

医薬部外品:「皮膚を清浄にする」に加えて、皮膚の殺菌、消毒など



●化粧水・乳液など


化粧品:肌のきめを整える、肌をひきしめる、肌をやわらげるなど

医薬部外品:左の効果に加えて、にきびを防ぐ、メラニン色素生成を抑えることにより日焼けによるしみ、そばかすを防ぐ(いわゆる美白効果)



●ヘアケア


化粧品:フケ、カユミを抑える、毛髪にはり、こしを与えるなど(育毛効果は期待できない)

医薬部外品:育毛、うす毛、脱毛の予防、発毛の促進など



■「医薬部外品」と「美白化粧品」の関係


化粧水・乳液に関して言えば、医薬部外品であれば「メラニン色素生成を抑えることにより、日焼けによるしみ・そ

ばかすを防ぐ」という効果(いわゆる美白効果)が期待できるわけですが、この美白効果に関して興味深い文章を

見つけたので紹介します。


『バカがつける化粧品』 の著者・小澤王春氏によると、通常医薬部外品としての許可を得るためには何らかの有

効と思える薬効を付与しなければなりませんが、美白化粧品の場合は普通の基礎化粧品にビタミンC誘導体な

どの美白剤を加えるだけで簡単に許可されるそうです。


医薬部外品になれば、全成分を表示する義務はありません=危険性の疑われている成分が入っていることを消

費者に知られずに済むという理由で、2001年の全成分表示義務の開始に併せて、多くのメーカーが一斉に医薬

部外品の美白化粧品を売り出すようになった、というのです。


これが本当かどうかは美白化粧品をつくっているメーカーに問合せ、成分を教えてもらわなければ確認できませ

んが、この例からも、医薬部外品だから化粧品よりも効果があると妄信するのは間違いであると言えるでしょう。


実際、医薬部外品の化粧品でも肌のトラブルを起こしたことのある人はいます。


また、医薬部外品の場合成分表示がありませんので、発がん性や環境ホルモンなど、気になる成分がある人はメーカーに確認するなどした方がいいでしょう。


■ 知っておきたい、化粧品と薬事法


化粧品は厚生省の定める薬事法のもとに管理されています。

薬事法とは、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療器具の品質、有効性および安全性の確保等を目的とした法律


で、この法律において、「医薬部外品」や「化粧品」の定義や品質、表示等についての規則が定められています。


化粧品を製造、輸入するには薬事法で定められた基準を満たし、許可を受ける必要があります。ですから、最近


流行りの手作り化粧品などを個人が販売することは薬事法違反になります。消費者に安全な化粧品を届けるた


め、この許可は5年ごとの更新となっており、薬事監視員が定期的に立入調査を行い、設備や管理状況を確認し


ています。


化粧品と医薬部外品一般的に化粧品と呼ばれる製品の中には、薬事法で「化粧品」として扱われるものと、「医


薬部外品」として扱われているものがあります。それぞれ、次のように定義されています(薬事法第2条)。



【化粧品】


『人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。』


【医薬部外品】

『次に揚げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって機械器具等でないもの及びこれらに準ずるもので厚生労働大臣の指定するものを言う。


(1)吐き気その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止

(2)あせも、ただれ等の防止

(3)脱毛の防止、育毛又は除毛

(4)人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止。』

化粧品化粧品に関しては、容器やパッケージなどに全成分の表示をすることが義務付けられています(配合割

合の多いものから順に表示し、1%以下は順不同)。一方、医薬部外品は上記(1)~(4)を目的としたもので厚生

省の許可が必要になりますが、厚生省が指定する成分以外は表示しなくてもよいとされています。

今回は、日用品に使われている危険な成分具体的に紹介したいと思います。


■ 石鹸・洗顔料・クレンジングに入っている主な成分 


●エデト酸・エデト酸塩( 酸化・変化・変質防止 )

皮膚、粘膜に刺激がある。ぜんそく、発疹などのアレルギーを起こす等の有害性。吸収されるとカルシウム欠乏となり、血圧降下、肝臓障害を起こす。


●パラベン 防腐剤・酸化防止剤 環境ホルモンの疑い。

人により接触性皮膚炎の可能性、アレルギー性湿疹を起こす。飲み下すと、むかつき、嘔吐酸性症、掻痒感、薬物発疹、メトヘモグロビン血症、肝炎を引き起こす。


●セタノール( 乳化安定 なめらかさをだす。)

弱い毒性を持つ。


●オキシベンゾン( 紫外線呼吸剤 )

皮膚から吸収され急性致死毒性がある。少量でも飲む下すと、むかつき、吐き気を伴う。多量では循環器系の衰弱、虚脱、呼吸亢進、麻痺、けいれん、ひきつけ、口と胃腸の壊死、黄疸、呼吸困難と心臓停止による死の可能性。


●ジブチルヒドロキシトルエン( 酸化防止剤 )

皮膚炎や、過敏症を起こす。飲み下すと血清コレステロール上昇。発ガン性の疑いがある。変異原性がある。体重低下、脱毛などを引き起こす。異常行動をおこす事もある。


●香料  

アレルギー作用を示すものがある。アルデヒト類が奇形等の有害性




■ 化粧水・美容液に入っている主な成分


●安息香酸・安息香酸塩( 防腐剤 )

皮膚・粘膜目・鼻・咽頭等に刺激がある。飲み下すと胃障害を起こす可能性あり。多量で過敏状態、尿失禁、けいれん、運動不調、てんかん様けいれんなど強い急性毒性を持つ。


●オキシベンゾン( 紫外線呼吸剤 )

皮膚から吸収され急性致死毒性がある。少量でも飲み下すと、むかつき、吐き気。多量では循環器系の衰弱、虚脱、呼吸亢進、麻痺、けいれん、ひきつけ、口と胃腸の懐死、黄疸、呼吸困難と心臓停止による死。


●酢酸-dl-α-トコフェロール( 促進効果 )

弱い毒性を持つ


●ジブチルヒドロキシトルエン( 酸化防止)

皮膚炎、過敏症を生ずる、飲み下すと血清コレステロールの上昇、異常行動を起こす。発ガン性の疑い。変異原性がある。体重低下、脱毛が報告されている。


●パラベン( 防腐剤・酸化防止剤 )

人により接触性皮膚炎、アレルギー性湿疹。飲み下すと、むかつき、嘔吐酸性症、掻痒感、薬物発疹、メトヘモグロビン血症、肝炎。


●エデト酸・エデト酸塩( 酸化・酸散・変化・変質防止 )

皮膚、粘膜に刺激。ぜんそく、皮膚発疹などのアレルギーを起す。摂取されるとカルシウム欠乏となり、血圧降下、肝臓障害を起す。




■ 乳液に入っている主な成分


●安息香酸・安息香酸塩( 防腐剤 )

皮膚・粘膜・目・鼻・咽頭等に刺激がある。飲み下すと胃障害を起こす可能性あり。多量で過敏状態、尿失禁、けいれん、運動不調、てんかん様けいれんなど強い急性毒性を持つ。


●ステアリルアルコール( 乳化安定 なめらかさを出す )

弱い毒性を持つ。


●酢酸-di-α-トコフェロール( 促進効果 )

  弱い毒性を持つ。


●ジブチルヒドロキシトルエン( 酸化防止剤 )

皮膚炎や過敏症を生ずる。口から入ると血清コレステロール上昇。発ガン性の疑いがある。変異原性がある。体重低下 、脱毛が報告。異常行動をおこす。


●ソルビン酸・ソルビン酸塩

 防腐 敏感な皮膚、粘膜を刺激する。環境中の亜酢酸と反応して発ガン性の疑い。


●デヒドロ酢酸(デヒドロ酢酸塩)

 防腐 弱い皮膚毒性を持つ。飲み下すと嘔吐、けいれん、ひきつけ、肝臓機能障害の可能性。


●プロピレングリコール( 光沢のあるなめらかさを出す。溶解性、乳化性、湿潤性、殺菌性。)

 弱い皮膚毒性を持つ。口から入ると、腎臓障害や知覚障害を起こす。溶血性がある。


●パラベン( 防腐剤・酸化防止剤・防カビ剤 )

 環境ホルモンの疑い。人により接触性皮膚炎の可能性、アレルギー性湿疹を起こす。飲み下すと、むかつき、嘔吐、酸性症、掻痒感、薬物発疹、メトヘモグロビ ン血症、肝炎等併発の可能性。


●エデト酸・エデト酸四ナトリウム( 酸化・変化・変質防止 )

 皮膚、粘膜に刺激。ぜんそく、発疹などのアレルギーを起す等の有害性。



■クリーム類に入っている主な成分


●エデト酸・エデト酸塩( 酸化・変化・変質防止 )

 皮膚、粘膜に刺激がある。ぜんそく、発疹などのアレルギーを起こす。吸収されるとカルシウム欠乏となり、血圧降下、肝臓障害を起こす。


●ステアリルアルコール 乳化安定 なめらかさを出す。 弱い毒性を持つ。


●酢酸-di-α-トコフェロール 促進効果 弱い毒性を持つ。


●ジブチルヒドロキシトルエン 酸化防止剤 皮膚炎、過敏症を生ずる。飲み下すと血清コレステロール上昇。異常行動をおこす。発ガン性の疑い。変異原性がある 。体重低下、脱毛が報告されている。


●セタノール( 乳化安定 なめらかさをだす。)

  弱い毒性を持つ。


●ミリスチン酸イソプロピル 保留剤・柔軟性 弱い毒性を持つ。


●パラベン 防腐剤・酸化防止剤 環境ホルモンの疑い。人により接触性皮膚炎の可能性、アレルギー性湿疹。飲み下すと、むかつき、嘔吐酸性症、掻痒感、薬物発疹、メトヘモグロビン血症、肝炎等の併発の可能性。


●エデト酸・エデト酸四ナトリウム 酸化・変化・変質防止 皮膚、粘膜に刺激。ぜんそく、皮膚発疹などのアレルギーを起す等の有害性。


●香料   アレルギー作用をしめすものがある。アルデヒト類が奇形等の有害性



■ メイク商品 ファンデーションに入っている主な成分


●ジブチルヒドロキシトルエン 酸化防止 皮膚炎、過敏症を生ずる、飲み下すと血清コレステロール上昇、異常行動を起こす。発ガン性の疑い。変異原性がある。 体重低下、脱毛が報告されている。


●クロルキシレノール 殺菌・防腐剤 皮膚・粘膜を刺激し、はれ、にきび、吹き出物、じんましんなどの皮膚発疹を生じる。皮膚粘膜を腐蝕、皮膚の毛細血管をけ いれんさせ、壊疽(えそ)などの強い障害を生ずる。皮膚から吸収され、中毒死することがある。発ガン性がある。


●ブチルヒドロキシアニソール 石油に対する酸化防止剤 弱い皮膚特性を持つ。飲み下すと、歩行失調、呼吸亢進、消化機器出血、潰傷形成、肝臓うっ血、発ガン 性の疑い。


●酢酸・di・α・トコフェロール( 促進効果 )

弱い毒性を持つ。


●ラノリンアルコール・ラノリン( 保水性・乳化剤・酸化防止剤 )

接触性皮膚発疹、アレルギー性皮膚炎を起こす。


●パラベン( 防腐剤・酸化防止剤 )

人により接触性皮膚炎、アレルギー性湿疹。飲み下すと、むかつき、嘔吐酸性症、掻痒症、薬物発疹、メトヘモグロビン血症、肝炎


●香料  

アレルギー作用を示すものがある。アルヒドト類が変異原性を示す。毒性は不明。


●色素(タール色素、アゾ色素、赤色202号404号黄色4号205号など)  

・アゾ色素:(赤色202号、404号、504号、黄色4号、205号、401号、橙色205号)皮膚呼吸され、アレルギー反応を起こし、黒皮症の原因となるものがある。なか には変異原性、発ガン性を示すものもある。

・キサンチン色素:(赤色213号)光の存在で皮膚への刺激、発疹などの強い毒性がある。変異原性、発ガン性を示すものもある。

・その他:(黄色203号、204号、緑色202号、204号、403号、404号、赤色226号)タール色素の多くのものに発ガン性が報告されている。