情報がたくさんあるなかで
どれを信じ
どれを受け取り
どれを採用し
どう考え
何を選択するか。
個人の決断に委ねられています。
私は子供の頃、母に、「先生の言うことを良く聞きなさい」と言われて育ち、協調性が重要、決まりごとを守るのは当たり前、人と違うことを選択することがいけない、恥ずかしいことのように感じるようになっていきました。
今でさえ、多様性と言われるけれど
子供の頃は皆と同じであることが安心だったように思います。
ルールに従えば
ルールを決めたも者に責任があると信じ
言う通りにして、失敗したら
とてつもない怒りと
上手く出来なかった自分が悪いと責めるようになります。
高校生くらいになると
自分のしたことには自分で責任を取るとか
先生が正義ではない、正しい訳ではないと感じ、自分の意見を持つようになった。
でも、コミュニケーション能力が高い訳ではないので、モヤモヤを抱えたり、人に意見できずストレスを抱えたり、人の顔色を伺うようになっていました。
そこで出会ったのがダンス。
海外の選手にレッスンを受けるようになったことをきっかけにメンタルが鍛えられました。
イタリア、ロシア、アメリカ、イギリス人に
レッスンを受けれたのです。
彼らは、自分の意見をストレートに発し、
間違っているところ、出来てないところ、
どこを勉強すべきか伝えてくれます。
本当に私に必要なことを
回りくどくもなく本音で
的確に伝えてくれました。
ストレートなので
最初はショックを受けることもあったけど
そのお陰で、何もかも建設的に自分のためだと考え行動出来るようになりました。
この自分で考えて行動する力を養えたのは
感謝していて、ダンスだけでなく
お仕事にも健康管理にも役立っています。
正しい情報を拾い自分で自分を分析する力。
これは今からを生きるために必要な能力だと思っています。
健康に関する情報もたくさんあり、
勉強していると
どれが本当でどれが薄っぺらいか解ります。
ゲノム解析やAIなど科学の進歩により
これからは薬を処方するだけの医者はいらなくなる。医者に治してもらう時代は終わりです。
自分で勉強し
自分の体質、自分の傾向、自分の生活を
自分で評価し、修正し、行動する力が必要になる。
病院は大切な存在。でも100%ではない。すべての人に同じ治療効果が得られる訳ではないのです。
相談する相手を間違うことで、
最悪の事態を招きかねない。
怖い時代でもあります。
健康に関する動画を見ても
何か一つのサプリや食べ物で安心を得ようとする人が多いように感じます。
人の身体はたくさんの化学反応が起きていて
必要な栄養を全て補えるスーパーフードは存在しない。まして、土壌の悪い土地で育ったものは栄養がない。
その中で身体に取り込むものの選別が必要になるのです。
しかも一人一人吸収率が違う。
検査の基準値もあくまで基準値です。
自分に当てはまるとは限らない。
自分の体調がよいと感じることに
もっともっと
アンテナを張る必要があります。
自分の身体に聞くのが一番いい。
食べ物で思考や行動が代わるし
習慣で体調が変わる。
毎日コツコツ積み重ねたことは
必ず自分の身体に変化を与える。
身体は生きるという最上位の目標を
達成すべく、毎日休まず細胞を作り続けています。遺伝的要因だけでなく、毎日の習慣が最も大切なこと。
まずは自分を知り
自分の身体に必要なことを続ける。
健康であるために必要なのは
自己管理能力です。
それ以上でも以下でもない。
学び続けること、
実践を続けることが最も大事なヘルスケア。
これから自分の健康は自己責任になっていく。しっかりしないと。