剪除法は切開し、通常は皮膚を反転してアポクリン腺を目で確認しながら露出させて除去しますので最も確実にアポクリン腺を除去することが可能です。
しかし今回のケースもそうですが、知識がないのか、除去する技術がないのか、除去しようとしていないのかわかりませんが、多量にアポクリン腺が残っているケースが多々あります。たくさん削ると当然皮膚へのダメージがありますが、皮膚へのダメージを減らすためにアポクリン腺を充分除去しないのならそもそもなんのためにワキガ手術を行っているのかわからなくなります。
当院ではアポクリン腺はすべて除去し、できるだけ治りが良くなるように多数のアンカー縫合を行うなど様々な工夫を行って手術しています。
今回の手術の様子はこちらです。
ワキガが確実に治る手術を知っていただくために、ポチっと応援よろしくお願いします。