・まず効果の長さの違いがあります。
ヒアルロン酸は効果が短いため半年～1年ごとに再注入が必要ですが、PRPは何年も効果が続きます。
・ヒアルロン酸は基本的にボリュームを増やすことによる効果だけです。
PRPはボリュームを増やすだけの効果ではなく、組織を入れ替える効果があります。
例えるならヒアルロン酸は家を増築しているだけですが、PRPは家を建て替えている感じです。このため目の下のたるみ治療を行う際にヒアルロン酸はより膨らんでしまうので注入できないケースがありますが、PRPだと安心して治療を行うことができます。
・またヒアルロン酸にはチンダル現象と言って青くむくんでしまう副作用があります。目の下のくまを治療する時には目の下の黒さや青さを減らさないといけないわけですが、クマの部分の皮膚は薄いことが多くチンダル現象を起こす確率が他の部位より高いのでクマの治療としてはヒアルロン酸は不適です。この場合にもPRPだと安心して治療を行うことができます。
・目の上のくぼみについても中サイズの粒子のヒアルロン酸を使うともっこり膨らんでしまい、小粒のヒアルロン酸を使うと早くなくなってしまったりします。この場合もPRPだと長期にナチュラルに改善した状態を保つことが可能です。
・PRPは上手な施術者が行えば非常に満足度の高い治療です。効果がなくなるからリピートされるのではなく、効果が高いからこそリピートしてしまう治療となっています。