発表されることをそのまま信じるのではなく、『真実はどこにあるのか』といつも問題意識をもって聴くようにすることが必要です
新しいレーザー器を使って治療する場合でも、レーザー会社から臨床研究を兼ねて無償で借りた場合はあまりそのレーザーのことを悪く言いにくいでしょう。
また高価なレーザー機器代がかからないので、治療を受ける人も無料モニターとして行われることもあり、こうした場合は患者さんも無料で行ってもらっているわけなので患者さんの満足度のアンケートも本来のものとは、かけ離れてしまうこともあるかもしれません。
いろんな発表があるわけですが、このようなことも頭にいれながら話を聴く必要があるだろうと考えながら聴いています
でも逆にいいところもあります
研究として行うので、はじめからある一定の条件を決めて侵襲のある検査ができるからです
例えば皮膚の一部を標本として切除して、実際に組織がどう変わっているのかを観察することができたりするからです
薬の研究・評価をする論文も最近はどこに(製薬会社など)に研究費をだしてもらっているかを示さないといけない方向にあります