シミの中でもなぜか最近ADMと呼ばれる皮膚の深いところにあるシミの方が多く来
院されます
問題なのは光治療をしたけれどもよくならなかったと言われる方もおられることです
それは当然といえば当然で、ADMはQスイッチレーザーでしかなおすことができな
いからです
何度かADMについては何度かお話していますが、20歳を過ぎてからできることが多
いので、普通のシミと間違えられている方も結構多いのですが、表面がメインの通
常のシミと異なり、シミが深くにありますので、皮膚自体を痛めつけずに治療するに
はQスイッチレーザーが必要なのです
中でもQスイッチルビーレーザーの効果が高く、少ない治療回数(通常1~2回)で治
療ができます
ADMに光治療は効果がないわけですが、光治療を行っているケースも2つにわか
れます
1つ目は治療する側にシミについての知識が充分なく、訳がわからないまま、光治
療を行っているケースです。このような場合は患者さんに効かないと言われてどんど
ん出力を上げて、やけどをおこすケースがあります。いくら光を強くしても光治療では
効果はないのです
2つ目はわかっているのに光治療を行うケースです
光治療器しかもっていなければ本当は他のところでQスイッチレーザーで治療するこ
とをすすめないといけないのに営利優先で光治療を行うケースです
もちろん光治療が効果のあるシミも混じっていることもあるのですが、ADMがメイン
のシミであれば、事前に光治療は効果がないことを伝えないといけません
世の中いろいろ?です