同級生から下記のメールが届きました



会社の同僚から以下のメールがきました。


お願い

関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。

一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!

こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!

このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!





しかし、このメールは嘘だったようで



静岡から東と西で周波数が異なり、東では50Hz、西では60Hzとなっていて、異なる周波数の電力会社間での相互融通のために、50Hz60Hzの周波数変換を行う変電所が3か所だけのため、サイクル間で融通できる電力は最大でも100Kwぐらいしかないようです

ニュースでは 「東京電力、100万世帯300kw不足の恐れ」となっていますが

融通してもらった100kwを含んでということですから、本当は400kwは足りないわけです



じゃあなんで周波数をはじめから統一してないの!?

という話ですが



今の東京電力の前身である東京電灯が、ドイツから50Hzの発電機を輸入し
関西電力の前身である大阪電灯は、アメリカから60Hzの発電機を輸入し、
そのまま定着したために違っているということです

考えなしですね
関西以西の人が節電しても短期的にはあまり意味がないようで

関西電力や中国電力のHPにも下記のように



当社はお客さまへの電気の安定供給を維持した上で,地震が発生した11日夕方から,東日本地域に可能な範囲で電気の融通を行っております。

なお,現時点でお客さまに節電をお願いするような状況にはなく,当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございません。



とお知らせがあります

今回は節電しても実質的な被害はあまりないと思いますが、チェーンメールでも、もっと悪質なものもありますよね

この非常事態にいったい何を考えているのでしょうね?


偽の募金サイトもあるようなので、だまされないようにご注意を