多かれ少なかれすべての人が気にされることが多いものがシミです。
シミと一言でいっても中身には多くのものが含まれますが
大きくわければ
浅い表面にあるシミと
深いところにあるシミがあります
治療法としては
色に関係なく削りとることによって治療する方法と
シミの原因である黒いメラニン色素にターゲットをしぼって治療する方法があります
加齢がすすむと紫外線などの影響もあり、①老人性色素斑と呼ばれるシミができます
これは浅いところにあるシミです
これを放置すると②脂漏性角化症と呼ばれる分厚いシミにかわっていきます
① の時点ではシミの厚みが薄っぺらいですので黒い色にターゲットをしぼったQスイッチルビーレーザーやフォトRFなどの光治療を行います
② にまで進展すると厚みがあるので炭酸ガスレーザーなどの色に関係なく削りとるタイプの治療が必要となります
ホクロははじめから分厚い病変で、表面の色だけを除去しても意味がありませんので、同様に色に関係なく削りとるタイプの治療を行います
肝斑は浅いシミなのですが、強い治療を行うと余計に黒くなったりする特殊なシミです
このため内服治療を行ったり、優しく光治療を行ったりされてきました。今まではレーザー治療は禁忌とされていましたが、最近ではレーザートーニングの登場でこの常識も覆っています
頬などにできる青っぽかったり、紫色っぽかったり、くすんでみえるシミは真皮という深いところにある後天性メラノサイトーシス(ADM)と呼ばれるシミです
この場合は光治療は効果がなく、QスイッチルビーレーザーなどのQスイッチレーザーでのみ治療することができます
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