逆転しない正義とは献身と愛だ。― やなせたかし
3連休前の金曜日の今日は
仕事をしながらも心はいつもより
ウキウキしてた私です♪
そして30分間のランチタイムは
私の読書の時間でもあります＾＾
今日読んでたのは
みちさんにすすめられて読みはじめた本
アンパンマンの父
やなせたかしさんの
「明日をひらく言葉」です。
冒頭の言葉は
その本にあった一節。
「正義」という名のもとに
大きなものから小さなものまで
地球のあちこちで起こるさまざまな争い。
意識してみると日常の中で
この「正義」を使って周りの人たちを
非難している自分に気づきます。
まだまだ手放せてない私…
さて、先日少しだけ書かせていただいた
空手家の父の新聞記事のお話。
沖縄タイムス社さんの許可を得て
父のウェブサイトに
掲載させていただきました。
もし良かったら
読んでいただけると嬉しいです。
中学で空手の稽古をやめてしまい
40代になってから再開した稽古なので
私には一生かかっても
空手家をなのることはできません。
それでも…
幼い時からずっと身直にあった沖縄空手
祖堅方範先生の話をするときの父の声や表情
沖縄の伝統空手の心。
空手家は戦わず
時には逃げることも大切だと。
とどめをさす型はなく
戦う泥棒にも最後には情けをかける型
五十四歩。
たとえ周りを敵に囲まれて逃げ場がなく
戦わなければいけない状況になっても
「私は人に恨まれるようなことはしていません」
という仏のかまえからはじまる型
公相君。
攻撃してくる相手を受けで止める場合でも
お互いの肉体を傷つけないように。
受けられた相手が痛いと感じてしまうと
相手の怒りの感情をよりいっそう
大きくしてしまうので。
沖縄の伝統空手は
自分は強いです！
と怖い顔やかまえで相手を威嚇したり
大きく見せるものではありません。
今日読んだやなせたかしさんの
言葉を使わせていただくなら
沖縄の伝統空手は
「正義」を使った戦いではなく
つねに穏やかで中立を保ち
どんな相手に対しても
愛の心で接するものだと
私は理解しています。
父が大切に守り続ける
祖堅方範先生から受け継いだ
沖縄の素晴らしい伝統空手。
私にできる方法で
私だからこそできる方法で
一つひとつ丁寧にしていきながら
消えてしまわないように世の中へ
伝えていくお手伝いをするのが
私の使命だと感じています。
今日もありがとう♡
丁寧に楽しみましょ♪
Enjoy the little things!
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