ソフロロジーに興味を持ち手に取った1冊。


副題にソフロロジーがあるけれど、母性に焦点をあてた内容になっている。


具体的に母子同室がどうして大切か。

出産直後に赤ちゃんを抱くことの大切さ。

30分以内の授乳による、その後の乳の出方。

頻回母乳と母性スイッチ。

母性スイッチは1つではなく、いくつもの段階にある。

(生後2-3時間は鋭敏期。生後1週間は臨界期)



産まれた直後からでも30センチ以内に近づいて話しかけると口真似をしたり、同調してくれることなど

医師の視点から具体的に書かれている。


また興味深かったのは、育児放棄するお母さんはコルチゾールが大量に分泌されているということ。

育児行動としては「柔軟性が失われている」ことが多いとか。

母乳育児にすると、オキシトシンが分泌され、ストレスが抑えられるとか。


また、ソフロロジーは、臨機応変にポジティブに考えることで、例えば母乳がでなくても「でない!」とストレスを感じず、ゆったりとあかちゃんに「少なくても大事な栄養なんだよ」と語りかけられることができるらしい。


とにかく出産がゴールではなく、出産は子とお母さんの共同作業。

子に負担をかけないようにリラックスする方法を学んでおくべきなんだなと実感。


妊娠してからは、赤ちゃんが価値判断の基準という言葉も大事にしないと。


そういえばおととい主人の実家にいるときはものすごく胎動が激しかった。

いつもはPCとにらめっこ、暇があれば本を読むか掃除。

何もしないことも大事なのかも。