常在菌豆知識②食習慣で栄養吸収率が変わる
こんにちは日下です。
少し前にルーラーマイクロバイオームミストという、美肌菌ケアブランドの認定講師を拝命しました。
今日は皮膚ではなく、腸内の常在菌のお話です。
皮膚常在菌より腸内細菌についての方が書籍などの情報源が多く、また常在菌の性質を広く知りたいので腸の本もよく読みます。
その中で面白いなぁ〜と思うのが食習慣によって栄養吸収率が変わるということ。
腸内細菌のはたらきのひとつが食べ物の消化です。
私たちの消化器官が消化できない食物は、腸内細菌が分解を助けて栄養素を生み出してくれます。
その時はひとつの菌が消化の最初から最後までを完結するわけではなく
様々な菌が得意な活動を分業し、結果として人間にとって都合の良い栄養の獲得に貢献します
菌によって分解できる食物は異なるので、自然と腸内はその人がよく食べるものを消化しやすい腸内フローラに育ちます。
普段あまり食べないものを消化する腸内細菌は常にエサが不足しているため数はどんどん減ってゆきます。
そして、ここからが興味深い
よく食べる食物は、その食物の分解が得意な菌の活動が活発になることで栄養の吸収率まで高まるそうなんです。
200kcalのドーナツがあるとして、
よくドーナツを食べる人は食べない人に比べ、積極的なカロリー吸収がされているのだそう。
ということは、高カロリーでジャンクな食事が多い方はそれらを普段食べない人より、さらに高いカロリーを獲得しているということ
そしてそういう方が例えばヘルシーな定食をたまに食べても、日頃からそういう定食を食べている人より栄養が吸収できないんです
菌は生きていて、常にエサを求めています。
エサが無ければ菌は死ぬしかありません。
身体に良いことをしても、腸内細菌という観点で見るとたまの気まぐれでは100%、もしくはそれ以上の効果は期待しにくいということになりますね。
日頃の積み重ねの大切さよ…
ただ、常に生きているということは
習慣を変えれば菌のバランスも変わるということ
身体に良い栄養を効率よく吸収するためにも、不必要な高いカロリーを積極的に吸収しないためにも、なるべく「身体の役に立つ菌」が喜ぶ食事をしたいですね
ちなみに腸内細菌はホルモンを作ったり、脳の働きにも大きく影響を与えています。
ジャンクなものを得意とする菌が多い時には、ジャンクなものを優先的に食べたくなるように働きかけるそうです。
菌は私たちの身体に棲みついていますが、宿主の人間のために働いているわけではありません。
自分たち(仲間の菌)にとって都合の良い環境になるよう、勢力が増してくると食欲までコントロールし始めます。
菌に欲求を支配されているだけなのに「身体が欲している」と勘違いして身体に良くないものに手を伸ばしてしまうのは悔しいですね
知識をつけて、気をつけたいものです
お客様にいただきました川口屋さんの「石がけもち」。
大変人気でなかなか手に入りづらく、いただけて嬉しかったです
ゆずが香るふわふわのお餅でした
ほとせなニュースでご紹介頂きました
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