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美肌菌を育てる習慣①たっぷりの睡眠
こんにちは
日下です。
日下です。少し前にルーラーマイクロバイオームミストという、美肌菌ケアブランドの認定講師を拝命しました。
今回からは皮膚常在菌を「良い子」な状態でお肌に棲まわせる習慣をご紹介いたします
今回は皮膚常在菌の観点から考える睡眠のお話です
菌たちは私たちのお肌の上で必ず何かをエサとして生きています。
中でも善玉菌の代表・表皮ブドウ球菌は「皮脂と汗」が大好物
バランス良く分泌された皮脂と汗を分解して保湿成分グリセリンを生み出します
また脂肪酸を生み出してお肌を弱酸性の、悪玉菌が増えにくいpHに保ちます。
皮脂も汗も自然に分泌されるものではありますが
生活習慣によっては善玉菌が喜ぶバランスで分泌できていない場合も
善玉菌のためにまず、特に気をつけたいのは
睡眠不足
睡眠中、私たちはたっぷりの汗をかきます。
汗をかいて体温を下げることが入眠を助けるため、体温調節のために一晩で約1リットル以上の汗をかいているそうです。
実はこの汗が美肌菌にはとっても重要
眠らないとたっぷりの汗に恵まれず、善玉菌のエサが不足します。
お肌を弱酸性に保つ脂肪酸が作れなくなり、アルカリ性に傾きやすくなります。
また、汗そのものにも抗菌ペプチドという悪玉菌を殺菌する成分が含まれているため
一気にお肌の守りのチカラが弱るのです。
一晩でもダメージなのに、睡眠不足が繰り返されるとどうでしょう
疲労が溜まった身体は自律神経の働きも乱れ
必要のないタイミングで大汗をかいたり
逆に必要なタイミングで汗がかけなかったり
また皮脂分泌も過剰になりやすく、乱れます。
菌は生き物なので良い塩梅にエサがなければ元気に働くことができません。
美肌に役立つ成分を作り出す善玉菌は皮脂と汗が「バランス良く」無ければ働けないため
お肌はだんだんと悪玉菌が増えやすいアルカリ性へと傾いてゆきます…そして肌荒れへ…
睡眠がお肌に与える影響は、内側からの新陳代謝だけだと思っていた方も多いかもしれません
もちろんそれも正解ですが
実は皮膚常在菌の環境にも影響大なんですね
自律神経のはたらきを考えると、たまの寝溜めではバランスのよい皮脂と汗の分泌をするのは難しいです。
できるだけ日常的にまとまった睡眠を削ることなく、善玉菌たちが喜ぶエサを安定的に確保したいものです。
少し前に行った伊勢神宮の桜です
意外とお伊勢さんにはあまり桜がないのですね
ルーラーマイクロバイオームミストは4月下旬から先行販売できそうですどうぞお楽しみに
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