こんにちは
プレママ/新米ママとベビーのスペシャリスト
ベビーシッター付きウェルネスサロン
ジーナです
皆さんは粉ミルクを
いつまで
ベビー達に飲ませていますか?
大体1歳になったら、
フォローアップへと切替え、
食事から充分な栄養が取れている
=体重が順調に増えている
+
牛乳が飲めている
のを確認して、
卒乳という流れになるようです。
というのが、普通だと思っていたジーナです
なので、
1歳を過ぎてから保育園の先生に、
どのように段階を踏んで減らせば良いかetc.を
伺いたいと申し出ると
と言う感じで、
園長先生とアポを取って下さい。
と言われました。
でも、なかなかお忙しそう
そこで、
同じ位の月齢のシンガポール人ベビー園友ママに聞いてみると、
”家はまだまだ小さいからあげるわよ〜”
と言われ、
そっか
家のベビー順調に育ってるし
良く食べるからもう良いかなと思い、
今度は
”粉ミルク、
いつまで持たせたら良いでしょうか?”
と具体的に聞いてみたところ
5歳までですねっ
とのお返事が戻って来ましたー
な、長くないか・??
Beauty Mums & Babiesの
シンガポール人スタッフママに聞いたら、
家は6歳まであげたわよー!と。
でも
ジーナパパのオランダでも、
やはり1歳頃を目安に牛乳へ移行が普通。
どうして、国に依ってこんなに変わるのか
と少し調べたら
マーケティングに依るらしい!と
なんですかね、
この分かりやすさー
・・・・・・
例えば家では
Similacというブランドのミルクを
購入しています。
こちら、アメリカのブランドで、
アメリカでもメジャーな2大ブランドの内の
1つだそうです。
なので国によって
消費者に刺さるマーケティングフレーズの違いがあるのかチェックしてみました。
そうしたら
面白いことが分かりましたよー
アメリカでのマーケティングの謳い文句no.1は
2'-FL HMO
Human Milk Oligosaccharide
これは母乳に含まれる成分の中の
脂肪と炭水化物の次に多く含まれている成分で、
消化機能の善玉菌を増やして
免疫をサポートする役割があるそうです。
これはベビーが母体から貰う免疫が切れる
自己免疫機能を生産し始める2−3ヶ月頃に必要なので、
若しかしたら、
アメリカでは粉ミルクを2ヶ月頃からの早い内から使用するのかと推測。
そうしたら
アメリカでは母乳育児はまだまだ
浸透していない!
そうなのです。
うーん、納得
粉ミルク・液体ミルク派、圧倒多数。
だからこそ
”母乳に近い”ことが謳い文句にもなり、
HPにも丸1ページ割いて
こちらの成分の説明をしているのですね。
”以前は、母乳で育てられたベビー達のみ
HMOsの免疫機能を高めるアドバンテージを
受けていましたが、
今現在のシミラックには他の粉ミルクと違い、
2'-FLO HMOが入っています。”
しかも
Similacというブランド名も、
Similar : 似ている
Lactation:母乳
を掛け合わせた、正に”母乳に近い”ミルク
粉ミルク・液体ミルクが良いとされた時代から
WHOの母乳最強論が生まれて
母乳に近い粉ミルクが支持されて来ている
移り変わりが正に今なのかも。
また因みに
マーケティング謳い文句no.2は
OptiGRO
DHA+ルティン+ビタミンEの3つの成分で
育ちますよ!
ってところが親心に刺さるようです。
すんなり納得
大きく逞しく育って欲しい!
・・・・・・
それでは
シンガポールではどうでしょうか。
1番消費者に刺さるワード
それは
やはりと言うか
Intelli-Pro に I Q
目に良いって説明がややこしい
IQなんてマークになっていますし、
この狭いデザインに2箇所も入ってます。
えーっ、良いのか、これって感じに
狙ってますねー
DHA+ルティン+ビタミンEという
同じ成分ミックスが
アメリカ:成長する
シンガポール:賢くなる
…
教育熱心なシンガポールの親心を弄んでますねー。
だから、
他の子供達よりも少しでも多くDHAを摂らせて、
賢くなって欲しい。と
粉ミルクを5年でも6年でもあげちゃうんでしょうかね。
マーケティング、本当、見え隠れします・・
・・・・・・
もう一つ、
シンガポールで謳っているのは
パーム油を使ってませんよ!のこのマーク。
パーム油には
発ガン性があるとされていますが
なぜか日本では認可されてしまっているのです。。
そうして
残念なことに、日本の粉ミルクには
殆どのブランドミルクにパーム油、
入ってます・・
参照元:food-drink.pintoru.comより
これも政府の外交事情も含め
色々な事情が絡んでいるようですが
粉ミルクまで及ぶとは・・
ジーナの素人の簡単リサーチですが
世相が見えるようで
ナカナカ興味をそそられましたー