今まで病気知らずだった91歳の父が入院しました。
2週間前に、町内の集金に回ってから、具合が悪くなり、食欲もなく、顔色も悪くなってきました。
それまで、元気自慢だった父は、自分で自分の体調の悪さにショックを受けているようで、それでいて、暑い日に歩き回ったせいで、体調が悪くなったから、休んでいれば良くなる、と、しばらくは病院へ行くことも拒否していました。

それでも流石に2週間経っても、良くならず、私が一緒に行くからと、受診を促したのでした。

多分、検査をすることになるだろうから、と個人の病院ではないけれど、近くて行きやすい病院へ行きました。

そこで、血液検査、CTを取り、
結果は2日後に聞きに行くことに。
食事ができていないので、点滴だけして行ってください。
と言われ、点滴している間に、
CT画像を見た医師から
胆石があるみたいで、黄疸も見られるから、
明日、近くの総合病院に行ってください、と言われました。

で、次の日
市内の総合病院へ。
紹介状は書いてもらったのですが、
改めて、追加の検査も行い、
その日のうちに入院となりました。
胆石が胆管の方へ移動して、詰まってしまっていて、それで消化液が流れないので、黄疸なんかが出てしまったようです。

実は昨年の夏にも父は体調を崩したことがあり、近所の病院から、専門の病院で検査した方が良いと言われて、都内の大学病院へ検査を受けに行ったことがあります。
その時も血液検査やCT検査等は行ったのですが、何も悪いところはない、と言われて帰ってきたのです。

その時紹介されていったのは、大学病院の心臓血管外科。
胆石が見つかって、今回受診したのは、消化器外科。
近所の病院、検査した方が良い、と言うのは間違ってなかったけれども、紹介先の専門を間違ってたのかな〜。

で、入院の翌日に胆管に詰まった石は内視鏡で除去し、父も少し元気になったようです。

今、コロナの影響で入院患者の家族でも面会はできないのですが、
担当医から連絡が来て、父が大腸の方も不調があるようなので、そちらも検査しますが、その前に説明したいので、来てください、とのことでした。

で、説明は父と二人で聞いたのですが、
ただの炎症と言うこともありますが、
大腸がんと言う可能性もあると言うことでした。

今まで健康自慢だった父なので、落ち込んでいるようでしたけど、
「ま〜、がんだったとしても、高齢者だから進行遅いから大丈夫だよ〜」と笑って言うと、
父もゲラゲラ笑って
「そうだな〜、細胞分裂も遅いしな〜♪」
と、二人で笑い、

認知症が進んだ母の話でも、盛り上がり、

ま〜、父とゆっくり話す機会もなかったので、
良かったな〜、等と思いながら帰ってきました。

長生きして欲しいです。