水道水を安心して利用できるのは塩素の消毒効果のおかげだけれど、日本の水道水の塩素含有量は世界一(なんと諸外国の5〜15倍!)。
塩素濃度が高くなるほど、発ガン性が疑われているトリハロメタンの生成も多くなるので、水道水の塩素はできるだけ避けたい派です。
気にしすぎも良くないですが、飲んだり調理に使ったり直接口に入る水道水の塩素だけでなく、お肌や粘膜から経皮吸収される塩素にもそこそこ気をつけています。
ということで、今回は水道水の残留塩素を避ける方法を紹介。無添加生活に興味ある方は参考になさってください。
備長炭や竹炭で浄水する
備長炭(木炭)や竹炭にある無数の微細な穴が水道水の塩素などの不純物を吸着してくれます。12時間以上、水道水に浸けて浄水します。
使っているうちに浄水効果が薄れてきたら、10分ほど炭を煮沸して陰干しすれば繰り返し使用可能。
▼ 紀州の備長炭
▼ 土佐の備長炭
浄水器を使う
カートリッジのゴミが出てしまう点はエコではないですが、残留塩素だけでなくアルミニウムなどの有害物質も除去できるので、浄水器を使うのが1番安心かと思います(除去できる物質は浄水器によって異なる)。
わが家の浄水器は水栓と一体型のですが、外付け型やポット型などいろいろあります。
▼ ポット型で有名なのはブリタ。こちらカートリッジ2つとお洒落なステンレスボトル付き↓
▼以前は蛇口に付けられるクリンスイ使ってました↓
みかんの皮で塩素を除去する
塩素は水道水を消毒してくれますが、その消毒力が絶大なのでお肌の常在菌を減らしたり、皮脂を落としすぎたりして肌荒れや乾燥を引き起こすことがあります。
お風呂のお湯には、無農薬みかんの皮を乾燥させたものを入れて塩素を除去。みかんの皮などビタミンCは塩素を中和してくれる働きがあります。なので、お茶の出がらしでもOK!
お風呂に塩素除去剤を入れる
無農薬みかんの皮が手に入らない時期は、お風呂の塩素除去剤(ビタミンC)を使っています。こちら↑の錠剤1つで塩素を中和。お湯がまろやかになります。
ちなみに、塩素除去剤は他の入浴剤と併用も可能。残り湯はお洗濯にも使えますよ。
▼ こちらを使ってます↓
▼ まとめ買いはこちら(3個セット)
温泉に入るなら源泉かけ流し
温泉に行くときは「源泉かけ流しの湯があるか否か」をチェックしてます。まぁ、実際に現地に行ってみないとわからない場合も多いが。
源泉かけ流しとは、循環式ではなく浴槽から流れ出たお湯を再利用しないこと。塩素消毒だけでなく加水や加温もしていない〈源泉100%かけ流し〉が個人的には好きです。
浄水シャワーヘッドに取り替える
浄水シャワーヘッドはキッチンの浄水器と同様、塩素だけでなくその他の不純物も除去してくれるし、塩素による肌荒れや髪のダメージも防げて良き◎
わが家はこちらの素粒水が作れる浄水シャワーヘッドを使っています↓
このシャワーヘッドに取り替えてから、冬のお肌のカサカサや頭皮のかゆみがゼロに。旅行に必ず持って行くほどお気に入りです。
以前、こちらの記事でも紹介しました↓
ウォシュレットを使わない
薬でも飲み薬より坐薬のほうが即効性があることから、おしり(の粘膜)はとっっっっってもデリケートなところ。
消毒効果のある塩素配合のお水でデリケートな部分の皮脂や常在菌までじゃぶじゃぶ洗い流してしまうと、体内の菌のバランスが崩れて炎症を引き起こすことがあります。女性の場合はビデの使いすぎにも注意!
どうしても洗いたい場合は、シャワートイレ専用の浄水器を使うのが良いかもです。
こうゆうの↓
その他
上記以外でわたしが脊髄反射的にやっているのは…
・歯磨きや洗顔は浄水したお水を使う
・加湿器は使わない
・飲食店のお水は基本飲まない
・ドリンクを注文するときは氷なしにしてもらう(ついでにストローもなしに)
水道水の残留塩素以外の有害物質
塩素以外にも水道水には有害な物質が含まれています。
・トリハロメタン
・アルミニウム
・農薬
・鉛
・MDA(水道水の劣化によって溶け出すことがあるサビ止め塗料)
など
神経質になりすぎない程度に、体に有毒なものは避けていきたい次第です。
![まじかるクラウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/472.png)
前回の記事はこちらでした↓