エネルギー危機対策のために、節ガス(ガスの節約)はじめました。「ガス代の節約」と聞くと、なんだか我慢を強いられているイメージがあるけど、実際にやってみると、どれも簡単で無理なく続けられるものばかり。
節ガスはガス不足を防ぐだけでなく、家計を守ることにもつながります。それになんといってもエコだし、災害などの非常時にも役立つことに気付きました。
そんなわけで今回は「それほど苦じゃない節ガス術」を紹介します。よかったら参考になさってください。
豆は保温調理で時短で茹でる
保温調理は〈一定時間加熱したあとに、余熱を利用して材料に火を通す調理法〉のこと。熱源を使っての加熱が短時間で済むので、ガス代(or 電気代)の節約&省エネになります。
綿のタオルは、保温性も高く熱にも強いため鍋を保温するのに丁度良い〜!さらに新聞紙+バスタオルのダブルで包むと最強です。
パスタは水漬けしてから茹でる
乾燥パスタを2時間水に浸すと茹で時間が1分に短縮。
革命的です。ただし早茹でパスタはやわらかくなりすぎてしまうので、茹で時間7分以上のものでお試しください。
詳しくはこちらの動画(55秒・音声なし)で紹介しています↓
★ 保温調理もパスタの水漬けも、非常時にライフラインが断たれてカセットコンロや固形燃料で調理しなければならないときに役立ちます。
加熱中は鍋に蓋をする
蓋をした場合としなかった場合とを比べると、年間で約2割ものエネルギーを節約できるそうです。蓋大事!
お湯はまとめて作っておく
保温タンブラーやボトルは外出時だけ使うものと思い込んでいたけど、家にいるときも活用できますね!
食器は水で洗う
洗いもすすぎも桶を使って【ため洗い】をすると、使う水の量も節約できます。
お風呂の湯量を下げる
他にも、お湯の設定温度を下げる・追い焚きの回数を減らす(家族は立て続けに入る or 一緒に入る)・お湯が冷めないように蓋をする・シャワーはこまめに止まる なども節ガスになります。
ちなみに…
ガスコンロの使用を節約するより、お湯の使用量を減らすほうが節ガス効果があるそうです。
なんと私、今まで台所も洗面所も水栓のレバーを常に〈左・お湯〉に向けていました。きゃあ!つまりお湯じゃなくて良いときもお湯を使っていたということ。歯ブラシをちょっと濡らすとか、しゃもじをちょっと濡らすとか。はぁ、チリツモで膨大な無駄を生んでいました。。
エネルギー危機に直面してる理由
◼︎日本が輸入している天然ガスで2番目に多いマレーシアのペトロナス社からの天然ガスの供給がストップまたは削減するかも(パイプラインの破損が原因と言われているが…)
◼︎ 東京ガスは出資するオーストラリアの液化天然ガスの権益をアメリカの投資会社に売却すると発表(今後はアメリカから高値で液化天然ガスを調達することになる?)
ちなみに、日本が輸入する天然ガスのうちマレーシアとオーストラリアの2カ国で約5割を占めています。
で、もしロシアからの輸入もストップとなると…今後ガス不足によるガス料金の値上げは避けられないのかもしれません。。
すでに東京ガスなど都市ガス大手4社は、12月の家庭向けガス料金の値上げを発表しています。
この先、右肩上がりの値上げにならないことを願うと同時に、今までガスを無闇に使っていたことを反省しました。節電は意識していたけど、節ガスはなんか忘れてた…
蛇口をひねればすぐ温水が出てくること、簡単にお湯が沸かせること、これってとてつもなく有り難いことなんですね。なくなってから気付くのではなく、今気付けてよかった。
「エネルギー危機って政策の失敗でしかないのになんで国民か負担するんだろ」と思ったけど、おかげで大切なことに気付けたし、節ガス術を学べました。
カセットコンロとガスボンベ、どんどん値上がりしているので、まだお待ちでない方は今のうちに備えておくと良いかと思います!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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前回の記事はこちらでした↓