自動掃除機の時代ですが、ほうき生活はじめました。
 
 
使っているのは「棕櫚(シュロ)ほうき」というヤシ科の木の樹皮から作られているもので、和歌山の伝統工芸品です。
 

ちりとりは「はりみ」といって、和紙に柿渋(天然塗料)を何重にも塗って仕上げたもの。
 
 
どちらも昭和なお掃除道具です。
 
 
実は長年使っていたサイクロン掃除機が壊れてしまい…
 
 
この記事で紹介した掃除機のこと (2015年に書いたものでした!)
 
 
バッテリー交換と部品交換で過去に2回ほど修理に出したけど、今回はモーターが故障して買い替えを勧められました。
 
 
考えてみたら…
わが家の床は全てフローリングで、マット類(キッチン・トイレ・玄関)は敷いてないし、猫が亡くなってからは猫毛も落ちてない。
 
 
それならばワイパーだけでもいけるはず!としばらく掃除機は買わずにいました。
 
 
が、ワイパーってホコリや髪の毛などの細かなゴミは絡め取ってくれるけど、やや大きめなゴミは苦手なようで
 
 
しかもワイパーだけのお掃除だと、すぐシートが汚れるからこまめに取り替えなければなりません。
 
 
「ゼロウェイストを目指しているのに、使い捨てシートを消費してるってどうなの?」とモヤモヤしてきて
 
 
すっかり掃除機を買うモードになっていたところを寸前で「シュロほうき」に方向転換してみました。

 
インスタのタイムラインで偶然見かけて「ピン!」と来たのがきっかけだったような…
 
 
で、ほうき生活にシフトしてから1ヶ月経ったのでレビューを書いてみようと思います。
 
 
ゼロウェイスト的ミニマルライフを目指す方や、「シュロほうきのお掃除ってどうなの?」と思っている方はよかったら参考になさってください♡
 
結論から言うと…
シュロほうき最高です!
 
 
アナログだし時代に逆行してるかと思いきや、むしろ最先端のお掃除グッズかもしれません。
 
 
まず、音が静かなのが良きです!思い立ったら深夜でもお掃除できちゃう。
 
 
掃除機が嫌いなペットや赤子がいる家庭にも重宝しそうです。
 
 
うちは夫がリモートワークなので(オンライン会議もしょっちゅうしている)、彼が朝シャワーをしてる隙に、大急ぎで掃除機をかけてました笑


今思うと、これって結構ストレスだったなぁ。
 
 
まぁワイパーも音はしないけど、仕上がりと満足度が全然違います。
 
 
ワイパーや掃除機では取り除けなかったフローリングの溝のホコリもなんのその。さささーっとシュロほうきが掻き出してくれます。
 
 
こうゆう細いところは得意中の得意↓
巾木(はばき)という名称らしい
雑巾で拭くのは面倒なところも簡単にキレイにできます。気持ちいい〜
 
 
長い方のシュロほうき(7玉長柄ほうき)はベッド下の奥にも届きます。長さは125㎝
ほうきを床と水平にして側面でホコリを取り出す要領で、ワイパーの役目も果たしてくれますよ。
 
 
小さい方のシュロほうき(3玉荒神ほうき)は、下駄箱のお掃除にもってこいです♫
すかさず、ちりとりで砂などの細かなゴミをキャッチできるのも素敵!
 
 
雑巾で拭くまでもないけど、ホコリが溜まりやすいところをさっと掃いたり、
 
なんと…
網戸もお掃除できるんです。細かいホコリが掃き出せてスッキリ!
 
 
ただし網戸の外側は、窓を閉めてから掃かないと砂埃がぶわぁっっっと部屋の中に入ってくるのでご注意ください ← やってしまった
 
 
ちなみにシュロほうきで網戸を掃いた後は、水で濡らした雑巾などで拭くともっとキレイになりますよ。
 
 
冬場は水を使う掃除は避けたいのでシュロだけでいいかな。
 
 
日々のお掃除は…
シュロほうき(大)で部屋の端からちまちま掃いていき、一箇所にゴミを寄せ集めてから
 
 
シュロほうき(小)を使って、集めたゴミをちりとりでキャッチして完了☺︎
 
 
ちりとりは軽いのに丈夫で、程よくしなるからストレスフリーです。
 
 
しかも周りに塗られている柿渋は、静電気が起きにくく防虫効果もあるのだとか。地味に感動!古き良き日本の技術ってすばらしいです。
 
 
その他でシュロほうきの素敵なところは…
 
・ シュロの繊維に油分が含まれているため、フローリングを傷付けずコーティングしてくれる
 
・ 使い込むほどにやわらかい使用感が出て経年劣化を楽しめる
 
・ 耐水性もあるから水洗いもオッケー、しかもすぐ乾く
 
・ ホコリが舞い上がりにくい
 
・ 電気を使わず、使い捨てのシートも不要でエコでサスティナブル
 
・ お手入れ次第で20〜30年も愛用できる
 
・ ほぼ生分解する素材で作られているため、廃棄するときに環境負荷がかからない
 

シュロほうきは畳やフローリングの床の掃除には向いているけど、カーペットや絨毯には向いてなさそうです。
 
 
使わないときは、吊るして保管することで穂先が傷まず長持ちするとのことなので…
長いほうは、こんな感じにカーテンレールに吊るして
 
 
小さいほうは頻繁に使うので、キッチンカウンターに吊るしてます。
 
 
レトロな雰囲気が可愛いから、あえて出しっぱなしにしてもいいかなと。
 
 
天然素材のものは、ビジュアルも手触り感もぬくもりがあって和みます。
 
 
人間も自然の一部だから、工場生産された人工的なものより、自然のものを見たり触ったりすることで心地よさを感じるのかもしれません。
 
 
 
もうひとつ、シュロほうきにして良かったと思ったのは、日々のお掃除が楽しみになったこと。
 
 
静かな気持ちで、床を掃くことだけに集中できます。
 
 
瞑想はなかなか続かないけど、シュロほうきでひたすら床を掃いていると気付いたら「」に集中してます。これがマインドフルな状態というものなのかな?
 
 
でね、掃除が終わると部屋も心も浄化されたような清々しい気持ちになってるという。
 
 
末長くお掃除の相棒として付き合ってもらうために、お手入れしながら大切に使おうと思います。
 
 
というわけで、今回は「シュロほうき」をレビューしてみました。
 
 
使い始めは掃いていると茶色い樹皮のカスが落ちてくるけど、1、2週間で出てこなくなりますよ。デメリットはそれくらいです!
 
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