ダイエットをしたい、痩せたい!と思ってカロリーばかり
気にして食べないダイエットをする方がとても多いのですが、
それこそが、痩せにくくしている原因です。

ダイエットしたいなら食べることです。
私はそれを、+ダイエット(プラスダイエット)と言っています。

食べるといっても、やみくもに好きなだけ食べるのでは
ありません。もちろん量は調節します。

ただ、栄養素や食品は出来るだけ多くのものを摂取
してほしいのです。

たまご、肉、魚介類、乳製品、油脂、イモ類(1日100g)
緑黄色野菜、淡色野菜、大豆・大豆製品、果物、海藻類、
きのこ類、穀類など1日最低でも10品目は食べましょう。

そう言うと「そんなに食べたら太ってしまう!」と思う方が
多いのですが、それは違います。多品目のものを
バランスよく食べるからこそ、痩せるのです。

例えば、野菜や海藻類、きのこ類などにはビタミン、ミネラル
のほかに、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は余分なコレステロールや有害物質を吸着して
外に排出してくれる働きがありますし、急激な血糖値の上昇を
抑える働きがあります。急激な血糖値の上昇こそが脂肪を
蓄えてしまう要因です。

お肉は血糖値を上げにくい低GI食品ですが、野菜を食べずに
お肉ばかり食べていたら体内で悪玉コレステロールが増えて
しまいます。だからこそ野菜と一緒に食べる意味があるのです。

でも、そんなに1日に10品目以上も食べられないよ・・・という方も
多いかもしれません。

そんな時こそ、+ダイエットです。
単品で食べようとせず、なるべく「プラスして食べる」のです。



例えば、納豆。納豆に醤油をかけて食べるのは
定番ですが、納豆と一緒に何かをプラスしましょう。

例えば、アボカド。
「アボカド=太る」という考えは捨てましょう。
1日に2個も3個も食べるのはダメですが、1日1個までなら
大丈夫です。というか、むしろ毎日食べてほしい食材です。
カロリーが気になるなら1日1/2個までにしましょう。

アボカドにはオレイン酸が豊富で血液中の悪玉コレステ
ロールを減らす作用もありますし、各ビタミン、ミネラル、
食物繊維がバランスよく含まれています。

納豆とアボカドって実はとてもよく合います。
今週発売になる私の本にもアボカドチーズ納豆丼のレシピを
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アボカド以外では、擦った黒胡麻、かつおぶし、海苔、
じゃこ、大葉、大根おろし、キムチなどを納豆と組み合わせても
美味しいです。


そして、こちらはヨーグルト。そのまま単体でヨーグルトを
食べようとせず、きな粉や果物と一緒に摂取しましょう。
画像は「黒胡麻・アーモンド・きな粉」がミックスされたパウダーと
有機のいちじくクランチです。美肌にもよいですし、
女性ホルモンを安定させる働きもあります。

朝食に食べるオムレツや目玉焼きなどの卵料理も
卵だけで作ろうとせず、パセリやパプリカを刻んで加えたり、
チーズやトマトを加えたりしてなるべく多くの品目を摂取
出来るように「意識」することが大切です。

こうやって単品食べをなくし、出来るだけ食品をプラスして
食べることが大切です。そうすることで多品目の食品が
摂りやすくなりますし、栄養バランスもよくなり、代謝や血行が
よくなり、太りにくい体質になります。

食物繊維の多い食材は腸が大喜びするので、
整腸作用効果により、便秘が改善されたり、免疫力が
高まったり、肌もキレイになります。

そしてきちんとバランスよく食べていれば、食事を抜いたり
制限した時のようなイライラ感やストレスもないため、
長期継続がしやすいのです。

食品をプラスすることで、栄養がきちんと体に回り、
不要なものはきちんと排出されるので結果的に
ダイエットに繋がります。

ただし、ご飯や甘いものをいっぱい食べてしまったり、油ものが
多ければ、痩せません。ご飯は軽め、軽めを意識して
1回150gが目安。(夜はおかずをきちんと食べるならご飯は
控えてよい)油は大さじ1~2杯を目安にして摂りましょう。

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