先日、私が開催している「おもてなし料理教室」で
昔懐かしい「牛乳かん」を作りました。
作り方は簡単!!
牛乳600CCと粉寒天4gを大きめのお鍋(ふきこぼれ防止のため)
に入れてよく混ぜて加熱し、沸いたら2分ほど更に加熱します。
※このとき、鍋が小さかったり火が強いとふきこぼれやすいので注意。
そのあと、砂糖60gを入れて、混ぜたら火をとめ、
水でぬらしたタッパーや容器に流してあら熱がとれたら冷蔵庫で
冷やし固めます。
作ったその日より翌日のほうが味がなじんで美味しくなります。
レシピによっては水と牛乳を使うものが多いと思いますが、
牛乳だけのほうがミルクの味が濃厚になります。
これをナイフで切り分けてそのまま食べてもいいですが、
今回はキャラメルソースをかけて召し上がって頂きました。
このお菓子は昔はよく家庭で作ったシンプルなものですが、
今はコンビニやスーパーなどにも売っています。
(数年前ブームだったようですね)
ただ、ちょっと待って!ある牛乳かんの商品の表示を
調べてみました。
すると・・・!!
砂糖、牛乳、クリーミングパウダー、乳等を主要原料とする食品、
食用植物油脂、コーンシロップ、甘味料(ソルビトール)、香料、
ゲル化剤(増粘多糖類)、カゼインNa、乳化剤。
えーーーっと思いませんか?
本来お家で作ると牛乳、寒天、砂糖。この3つだけで作れる
お菓子なんです。しかもどこにでも手に入る材料です。
時間も5分もあれば出来ちゃうほどです。
でもこの食品添加物をみるとげんなりしませんか?
しかも牛乳かんの「かん」は寒天の「かん」なのに材料に
寒天が入っていないではないか。(^^ゞ
代わりにゲル化剤となっていますね。
砂糖以外の人口甘味料やトランス脂肪酸まで入っています。
こんな添加物だらけのお菓子、食べたいですか?
子供に与えたいですか?
手間のかかるお菓子ならともかく、混ぜるだけの簡単な
お菓子ですのでこのくらいは自分で作りましょ♪
そのほうが味も断然美味しいですし、安心。
キャラメルシロップの代わりにきな粉や黒蜜などをかけても
美味しいですよ☆
教室でもすでにみんな「お腹いっぱい!もうデザート食べられない!」
と言っていたのですが、寒天のつるんとした喉越しで皆さんあっと
いう間に完食!
パーティーなどでも簡単に前日から作っておけるし、ソースも
色々工夫したり、フルーツを加えたり、杏仁パウダーなどを加えて
杏仁豆腐にしてもいいですね