白ゴマや黒ゴマはおひたしや炒め物、サラダ、魚のソテー、

お寿司など色々と使い道が多いですよね。


しかもゴマは一粒にビタミンB1やB2、鉄、リン、マグネシウム、

カルシウムなどがギュッと詰まっていてゴマに含まれる脂肪酸は

コレステロールを減らす作用があるといわれています。


でも、ゴマを料理に使う時に、すらずにそのまま使っている

人が実はとても多い!!


ゴマは皮つきのままでは消化出来ずにそのまま外に出て

しまいます。


ということはせっかくのゴマに含まれる豊富な栄養素が

体に吸収されないということになってしまうんですね。

吸収を高めるためにはすりつぶして使いましょう。


そんなときにお薦めなのが100円ショップなどでも

売られているミニすり鉢。手のひらサイズで小さいので

少量すりたい時でもさっと出して使えます。

私はこのミニすり鉢はよく使いますがとても重宝しています。


日本フードバランス協会 代表 小針 衣里加

すりたてのゴマは香りもよく、食欲をそそります。

あらかじめ「すりごま」として売られているものもありますが、

酸化しやすいですし、香りも少ないので食べる直前に

自分でするのが一番美味しく頂けると思います。


そこで更にひと手間!!出来れば小さいフライパンなどで

弱火でゴマを炒ってからすったほうが香ばしく、香り豊かに

なります。


ほうれん草のおひたしなどもゴマを炒ってから

直前にすりおろしたものをふりかけるととても美味しいですよ。


香りもごちそうの1つの要素ですよね。

あとお酒と一緒に胡麻和えなどを食べると二日酔いも

防ぎます。これはゴマのセサミンという成分が

アルコールの分解をスムーズにする働きがあるからです。


なので二日酔い防止にはゴマを使ったお料理を食べると

いいですね。その場合も必ずゴマはすってから使って下さいね。


あとゴマに含まれている「リグナン」という成分はイソフラボン

の作用を強化するといわれています。なので、特に女性の方は

女性ホルモンの分泌を整えるためにも納豆にすりごまを混ぜて

食べるのがオススメです。


私はその時によってすった黒ゴマ、白ゴマを好みで加え、

更にゴマ油をほんの少しとかつおぶしを加えて

よく混ぜて食べています。栄養満点だし、旨み成分が

豊富なのでお醤油などをかけなくても美味しく食べられます。


ぜひ皆さんも試してみて下さいね!!


食の資格フードバランスアドバイザー衣里加


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