左耳の突発性難聴になっています。

 

私は2000年に多発性硬化症という難病になったことがあり

今でも左半身の鈍化で、左半身は温冷を感じなかったり、

痛覚がとても鈍かったりします。

その延長で左耳もぼんやりとしたり閉塞感も普通にあったので

「こんなもんかな口笛」と思っていました。

 

しかし、息子(14歳)が「ママ、聞こえてないよね?」とか

「さっき無視した?」と聞いてくることがあり。

不思議に思って、かかりつけの病院の長い待合い時間の間に

耳鼻科のクリニックに行ってみました。

 

ドクター「いつから?」

私「1ヵ月前からです」

ド「なんでもっと早くこなかったの?むかっ

私「持病があるので、その延長かと・・・」

ド「これ手遅れだよ。  ちょっと(傍の看護師さんに)難聴検査全部」

と言いました。

 

ポカーンガーンとして、色々な検査を受けました。

聴力検査3種類、圧力?検査、めまいの検査などなど。

看「では、先生に呼ばれますから待っていてくださいね」

 

ド「左耳が低音型突発性難聴。でも、1ヵ月経っているから治療できないね。

1週間以内に来ていれば、ステロイドで聴力が戻ったかもしれない。

でも、もうその期間も過ぎてるから」

私「・・・どうしたら良いでしょうか?」

ド「たぶん結果は変わらないと思うけど、

大きな病院でもう一度診てもらって。紹介状書くから」

 

 

ただただ茫然とういう感じでした。

左耳は今でも水の中にいる時のようなボワンとした感じ。

低い声があまり?聴こえていないようで、耳鳴りがしていて

時々ふわりとした眩暈があります。

肩こりや頭痛がひどくなりました。

 

病気には慣れている私ですが、

左半身の疾患や目の疾患(視野が狭い・眼痛・視力0.1以下)に

加えて、『今度は耳なんだ・・・』と。

受け入れられない。寂しい気持ちがありました。

 

もうすぐ聴こえるだろう。という軽い考えで

タイミングを逃してしまいました(←これがダメ)。

 

 

もしもブログを読んでくださっている方が、

ある日「あれ?耳の聴こえが悪い」と気が付いたら

躊躇することなく、すぐに耳鼻科に行ってくださいね。

早ければ、聴力が戻ることは少なくないようです。

 

 

一度、突発性難聴になって治療が間に合わないと

聴力は回復しないようです。

聴力は固定。今後、悪くなることはあっても良くなることはない。

 

 

 

 

そして、難聴になって改めて気が付いたこともありました。

目が見えづらい、耳が聴こえづらい、というのは

他者からは全く気付かれないことなんだと。

駅やデパートのような、ざわざわしたところでは

話しかけられても「???」となることが多く、余計に聴こえづらい。

だから聞き返すことも多い。そして、ろれつがまわりにくく(私の場合は)なったので、

相手にも伝わりづらい。

不便ではあるけれど、仕方がない。

相手の方にうまく伝わるように努力していくしかありません。

一年間に何万人もの人が突発性難聴になるそうです。私が稀な例ではありません。

 

 

 

今、約2ヵ月が経ち、左耳の状態にやっと慣れてきた???かな?

という状態です。

ご接客・施術には全く問題ありません。

相変わらず下ネタを連発していますので^^

 

 

ただただ、皆さんが手遅れにならないようにと思いブログにしました。

長文を読んでくださった方、ありがとうございました。

 

 

のりマン