※中国国家資格中級茶芸師
(The People's Republic of China Commercial Vocational Skills Certificate)
お茶関係においてビジネスや仕事をする上で必要となる中国国家資格。

宿泊しているホテルからバスで20分。浙江大学を通り過ぎると通り沿いのビルの1Fがお茶道具販売のshopが見えてきました。
これから5日間ここの2Fで勉強&試験を受けます。
すべて中国語での授業ですが、台湾出身の林先生が日本語に通訳しながらの授業が進められていきます。
専門用語が飛び交う授業。
今日は中国茶の基礎知識。
産地、茶の種類です。今までの復習ではありますがもっと詳細の内容で授業が展開されていきます。

簡単に中国茶基礎をご紹介▼
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≪中国茶の種類‐六大茶≫
中国茶には主に6つのお茶が存在します。
白茶、黄茶、緑茶、青茶、紅茶、黒茶です。
もともと茶葉は同じですが、製造方法の過程により作られるお茶が異なります。
白茶・・・弱発酵茶。   萎凋➡乾燥
 ◇主なお茶は、≪白豪銀針、白牡丹≫
黄茶・・・弱後発酵茶。 殺青➡揉捻➡悶黄➡乾燥
 ◇主なお茶は、≪君山銀針、霍山黄芽≫
緑茶・・・不発酵茶。  殺青➡揉捻➡乾燥
 ◇主なお茶は、≪龍井茶、信陽毛尖、碧螺春、黄山毛峰≫
青茶・・・半発酵茶。  萎凋➡
作青、揺青➡殺青➡揉捻➡乾燥
 ◇主なお茶は、≪凍頂烏龍茶、東方美人、鉄観音、武夷岩茶、鳳凰単欉
紅茶・・・全発酵茶。  萎凋➡揉捻➡発酵➡乾燥
 ◇主なお茶は、≪祁門紅茶、滇紅、英徳紅茶、正山小種≫
黒茶・・・後発酵茶。  殺青➡揉捻➡渥堆➡乾燥
 ◇主なお茶は、≪プーアル茶(普洱茶)、六堡茶≫
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さて授業も終わり、夕食へ。
茶館でディナーも食べるということで、
本日の茶館は、高級茶館の【
我茶燕】
ここのスタッフは皆、茶芸師資格を持っていて、お客様が注文したお茶を、
そのお茶の特性に合わせて茶芸とお茶を淹れてくれる茶館です。
店内はそれほど広くはないが洋風と中国風をMIXしたような雰囲気でとても落ち着ける茶館です。



お値段は高級茶館だけあり高めです。



茶芸師の動きもとても優雅で美しく、お茶の楽しむ時間をゆったりと味わえました。
杭州の文人文化とお茶。この地域がお茶を通じて文化的にとても高水準であると
感じました。
とても勉強になった1日目でした。