手の甲にこぼれ落ちる水滴。
一瞬じめっと濡れた感覚が脳に走り、反射的にその部分に目をやる。
...気付かないうちに泣いていたのだろうか。
私はどこまでドラマチックで、センシティブな人間なのだろう。
悲劇のヒロインになったかのように自虐的な気分になってみる。
だって。正直。
私って、普通の人とはかけ離れた特別な感覚を持って生まれて来たのかもしれないなあって。たまに思うんだ。
まあ自意識過剰かもしれないけどね、そんなことをよく考えている。
すごく気持ちいい...
良い方向にアガれている時はいつもこうなる。
落ちて来たばかりの水滴を目で追うことにしばらく没頭した。
それはなんとも楽しくてしばらくやっている。
しずくってとっても奇麗。
意外にトロっしてて粘着質なものなんだな。
いきなり気がついてしまい腑に落ちた。
これは涙ではなく、鼻水だ。
あー。今日も吸いすぎちゃったんだ。
すごく鼻の穴が痛い。
