普通に考えて違和感しかありませんが、何が多民族だの多様化の時代なんでしょうねと、
帰国子女だったからこそそう思います。
90年代前半に、
スケート選手だった日系アメリカ人のクリスティー・ヤマグチがオリンピックで金メダルを獲得。
世界チャンピオンにも輝きました。
だけど、大手の米企業からのスポンサーオファーがなんと一件もなかったそうです。
アイデンティティはアメリカ人、アメリカ代表としてオリンピックでメダルを取ってさえも、
アメリカ人としてはスルーされたことに当時とてもショックを受けたとインタビューで語っています。
そして、約30年経っても変わっていなかったんです、アメリカは。
2018年の平昌オリンピックで金メダルを獲得したクロエ・キム。
生まれも育ちもカリフォルニアのアメリカ人です。
彼女も「金メダル」のせいで差別を受け、米国企業からのオファーもなし。
これが白人のアメリカ人だったら間違いなく違っていたでしょう。
出生主義の多民族国家アメリカの社会の現実。
日本は血統主義国家なんですよ。
相手が東欧人でも白人なら、彼女は「日本人」だなんて綺麗事が生まれるわけ。
よりによって、ウクライナ人。
そもそもミスユニバースなんて大会そのものがビジネスに過ぎないので、深く考える必要もないかもしれませんけどね。
お肌もちもち艶々、全身レチノール欠かせません。