今の時流は褒めて伸ばす！
だけど、ほめるだけじゃ実は伸びません。
これは自分の経験からも強く感じます。
ほめることはもちろん必要。
だけど、何かを成し遂げたいと思う時、
ほめる『だけ』じゃダメなんです。
まず最初に補足しておきます。
現在、自己肯定感や自尊心が低い状態の
マイナスレベルにいる方は
「自分には価値があるんだ。」
という実感がとても大切です。
そこをまずゼロ(フラットな状態)にまで
引き上げる必要があります。
(ほめるという言葉は適切ではないけど)
人生の過程の中で肯定される経験は非常に重要で、大事です。
それはまた話が違いますので、置いといて。
今回の話はゼロからプラスにとか
プラスをもっとプラスに！という場合の話です。
例えば起業したいとか売上を上げたいとか
私なら写真家になりたい！とかね。
私は今、写真の先生に師事していますが
よくない写真をいいとは決して言われません。
なぜなら芸術としての写真を撮れる作家になることが目的だからです。
その目的のためには、時に厳しい意見も必要です。
でないと現実世界で通用しないからです。
いいですね～ってほめられるだけって
いったいどんな伸び代があるんだ？
学びに行く意味があるのか？
甘いところや未熟なところを指摘されるから
学びや成長の余地があるんじゃないの？
って私は思いますけどね。
負けず嫌いだからか？それはさておき。
そして、教えるほうもそれだけ本気だってこと。
目の前の人にも写真に対しても
真摯に向き合っているからこそ厳しい。
ものごとの本質をよく理解し、
その人をよく見ているうえでの厳しさは、
深い意味での愛です。
厳しいことって言われたその時は
そりゃあ私も落ち込みますよ。
自分を棚に上げて相手を恨んだり
ケチをつけたくなったりもしますw
だけど、後になってみると
あの時のあの言葉があったから
今の自分があると思える時が必ず来ます。
これは写真以外のところで経験済み。
厳しさはあなたの人格を否定してるんじゃない。
ダメ出しをしているわけじゃない。
そのことを知っておくといいですよ。
(自己肯定感の低い人は自分そのものを否定されたと感じるんで、最初に書いたようにまずそっちの引き上げが必要なのはそういうこと。)
必要なのは傷つくことを、
過度に恐れすぎないこと。
その先の世界があることを知ること。
今はまだ、心折れるような出来事はありませんが
この先そういうこともあることでしょう。
器の大きなことをしようとすると
それと同じだけの暗もあるから。
その時も逃げ出さずに、踏ん張ろうと
今のうちから宣言しておきます。
まあしかし厳しいうちが花だと思うけどな。
もっと悲劇的なのは…
おっと長くなったのでこれは次回に！
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